お疲れ様です。
皆さまお元気でしょうか?
こちはも入院生活順調にすすんでます。
ですが、まだまだ時間がかかりそうです。ちょっとした不注意からの出来事から予想外の展開になることもあります。自分も含めて健康には充分ご注意を
ということですが、またまた差し入れしてもらった本からです。今日はfielderという雑誌からです。ほとんど読んだことのない雑誌だったのですが、なかなか面白く勉強になります。
自然の中でしっかり生きる為の方法や知恵が沢山紹介されています。食べることができる野草、生き物、そしてその料理方法。読んでいてちょっとこれは凄い!真似できないなあとか、これは流石に食べることは出来ないなあ、なんて軟弱な私は思ってしまいますが、本来生きるということは、こういうことなんだなあ、とも考えさせられる面もありました。
たかに、蛇口をひねれば水が出る。スーパーに行けば食料品が並んでいる。肉も魚も生命あるものですが、すでに加工されている物も多く、命をいただいているなんてことは忘れてしまつています。エアコンのスイッチを入れれば暖かくもなるし、涼しくもなる。こんな日常から、本来生きるとはという世界へ少しの間連れて行ってくれた、そんな本でした。
で、その中から、有事の飲料水の確保術です。
もし、インフラが破壊されて電気、ガス、水道がストップしてしまった。そんな事が起こってしまうと、どうやって生活したらいいんでしょうか?まず生きる為に確保すべきものは、というと水ですね。といってもまわりには、そんな綺麗な水は流れていません。どうにかして浄水するしかないですね。その方法について、野営エキスパートが語る効果的な方法は、蒸留です。ウィスキーの蒸留装置からの応用です。
写真のこんな感じです。ヤカンにあたりにある水をいれて、廃材の焚き火で熱します。ヤカンの先にはホースが付けられていて、水蒸気はホースの中を流れます。ホースはグルグル回ってバケツの中へ、バケツの中に冷却用の水が入っています。そこで冷やされた水蒸気は水に戻り、貯蔵タンクに落ちます。こんな仕組みです。この方法でドロドロの水が最終的に透明な水へと変わります。凄いです。
これは水に含まれる物質の沸点を利用した方法で水の沸点は他の物質より低く先に水蒸気になり、その為の物質は沸騰せずに、そのままヤカンに残る仕組みです。
このシステムは身近な物で作れますがらホースの耐熱性、あと冷却層の高さの問題など、いらいろと問題もありますが、なんとか飲料水を確保できるようです。
流石だなあ、私的にそんな感想でした。
この方面の知識、関心も大切だなあなんて感じた次第です。
今日は雑誌、fielderより、有事の飲料水の確保術をお届けしました。