お疲れ様です。
今日も病室からです。早く外に出たい今日この頃です。皆さまはお元気でしょうか?健康第一で行きたいと思います。
ということですが、今日も先日の続き、元農林水産大臣の山田正彦さんの本、タネはどうなる?!からです。読めば 読むほど不安が広がります。日本政府よ!なにとぞ国民のための政治をお願いします。
そのなかより、ちょっと心配なことがあったのでご紹介です。
というのも、表題にあるように、ミツバチの数が減ってるというのです。ハッキリと証明されてはいませんが、どうやらタネのコトが影響しているのではないか?ということなのです。皆さまははどう思われるでしょうか?
F1の種ってご存知でしょうか?今や野菜の種はほとんどが、このF1という種子になっているそうです。
どんな種かというと、一代限りの種です。
通常の自家受粉だと親世代と同じ形質の作物が出来ますか、色や形を整えるだとか、病気に強い品種や他の野菜をかけ合わせると、メンデルの法則によって、優性のみが現れ、みごとにそのような作物が実ります。ですが、2台目以降は劣性形質が出現してしまうので、この種は1代限りとなってしまいます。なので、出来た作物は除雄という人工的に雄しべを取り除く作業をして、雌しべが受粉可能になるときに別品種の花粉をつける。そんな流れで作られる種です。
F1の種。綺麗な野菜ができるなどなど、それ自体は悪とは言えないのですか、心配なのは、それによって栽培される作物、雄性不捻種これを受粉しているミツバチの数が減少していることです。この事態は日本農業新聞にも掲載されているようで、指摘する野口さんの仮説では雄蜂たちが男性不妊、無精子症になっているのではないかといいます。
私たちの食べる野菜の体積の1割はミトコンドリア、その内膜に異常たんぱく質が蓄積すると雄性不捻となるという、東北大学の研究もあります。
そして、ヒトの男性の精子数も1940年代は1ミリリットルの中に1億5000万の精子がいたが、現在ではその4分の1に減少しているといわれます。ミツバチだけでなくヒトへの影響ももしかしたら考えられます。
因果関係は完全に証明できる話ではありまさんが、可能性が大きいような気がしてなりません。昨今、ゲノム編集の話題もニュースになっています。技術の進歩は素晴らしいことかもしれませんが、この行為は確実に自然のバランスを崩す行為をしているのではないか?そんな気がしてなりません。それによって多くの生命に悪影響が出るとすれば、そこは人間が踏み込むべき領域ではないような、そんな気がしてます。
今日も長く書いてしまいました。
皆さまはどのように感じますか?
タネはどうなる?!~種子法廃止と種苗法適用で | |
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