爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

男性独身寮

2007年11月27日 | ブログ

昭和42年~45年頃、J市の我が家の近くにある男性独身寮には市内に住むチョンガ達、折に触れ集まってくる。

住み込みのおばさんの食事、ワンパターンで若者達の評判も、いまいちだったようで、暇はあるが財布が寂しくなる頃になると単独で時には複数で我が家に流れてくる。

二人の息子たち(小学生 園児)も遊び相手にもなってくれるし、楽しい雰囲気で食事ができるので大喜び、若者たちにとっても時には家庭の味に浸りながら満足して帰る。

その一人、青年部が計画したダンスパーテーに行ったはずのT君、勇気を出して行っては見たが、恥ずかしくて、踊れそうもないと言って、屋台で買い求めた焼き芋を懐に包み込んでやってきたことがあり、どう見ても、ダンスをする服装とは言えない。

T君 姿かたちは寿司店のお品書きに例えれば並といったところ、爺と同様で女性が飛びつくタイプとは言えないが優しく純情なる青年、失恋して夜遅くに訪ねて来たり、何時もは楽しく明るい雰囲気を運んで来るが、時には物議も持って来る御仁。

我が家に出入りした記憶にある7人の若者たちも、還暦も過ぎて第二の人生を歩いている人、走っている人、さまざまだが、寝ている人は、まだ、いないようだ。


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