鉄道官舎で近所だった同級のN君 I君、爺の3人とN君のお母さんが並んでいる昭和20年、旧制中学入学時の写真、中学時代、唯一枚の写真との出会い。
N君 頭が大きく、額の広い、賢そうな顔立ち、1年後、お父さんの転勤で別れて以来、消息不明のまま。
I君 色白で一人っ子のお坊ちゃま、女学生から、注目の的、爺は、もっぱら引立て役、昭和29年の暮れに会ったのが最後。
爺 小柄で純真無垢な幼顔、今は、風雨にさらされ変形した顔に「しわ、と しみ」頭は、しらがに覆われた熟年顔。
3人一緒の汽車通勤、S駅まで徒歩10分、乗車時間20分、M駅から学校まで徒歩20分の二列縦隊での集団登校。
駅での集合場所、乗車する車両、通学道路は、男女別に指定され、通学途上の行動は、厳しく規制、この年8月の終戦まで続く。
鉄道員を父に持つ仲間達、交友期間は短く、交通手段も、通信手段も豊かでない時代、離れてしまえば、殆どは、音信不通になるが、当時の仲間たち、思い出す名前は,たくさんいる。