某寺院の住職がお年寄り達に「今日を大切に」と題して語った講話の要旨だが、毎日の「食事、排泄、睡眠」は健康を保つために大切で重要な時間であり、80歳まで生きたとして、27年は睡眠時間、10年は食事の時間、5年はトイレの時間で合計42時間、目をあけて仕事や趣味などに使える時間は差し引き38年しかないと云う。
人生を数字で分けて見ると、おっしゃるとおり、現役時代は考えてみることもないまま、公私ともに忙しく走り回りながらの生活、365連休の身となり人生の定年が近づくにつれ考えたり納得したり、「時は金なり」という同じ意味合いの諺もあるが、今の爺、毎日を心身共に健康で過ごすことができたら金なり。
青い空の日は、自然に触れながらのドライブで心を癒し、パソコンを遊び相手に頭の体操、ワンちゃんの散歩で足腰の鍛錬、テレビは特に仲良しの番組もないが、退屈を感じることもなく、気の向くまま、無理もせず、楽もせず、やりたいことをやっている日常でございます。