良く遊び、良く学ばない少年時代を過ごした旧保内村にあった鉄道官舎の現況を無性に見たくなり、お天気も先ず先ずの3月17日、今は高速道路を利用することで1時間弱で辿り着く。
なにせ60年以上も前のこと、全てが様変わりした中で我が家の跡地を探すのに一苦労、地域の守り神の御不動様と収穫後は遊び場だった田んぼの一部が残っていたので、位置だけは何んとか。
中学、高校通学の乗車駅である坂町駅前の食堂で昼食、40年以上も続いていると言う店主の話し、米坂線の乗り換え駅として利用客や鉄道員で賑わった頃を語りながら、今は駅員が3人だけとか。
帰り路、国、県、市の指定文化財が多く散在する胎内市の乙宝寺を参拝、200年以上の歴史ある老舗で、乙(きのと)饅頭と幾種類か備えてある昔のお菓子を買い帰宅するまで5時間。