童謡汽車ポッポ、汽車ごっこ遊びなどで親しんだ汽車、今でも普段の会話の中で電車を汽車と言うほうが多い、時々学生に汽車通学かと尋ねて不思議そうな顔をされ、慌てて言い直すことも。
沢山の蒸気機関車D51(デゴイチ)が待機する扇形の格納庫の傍で過ごした少年時代、機関車の釜掃除を終えて、顔が真っ黒になった15歳前後の若者達を見る度に可哀想だった。
昭和20年~23年、汽車通学だった中学生の時、親父の機関士仲間だった人から、一度だけ機関車デゴイチの助手席に乗せて貰って帰宅したことを鮮明に覚えている、今なら大騒ぎになったろう。
今も各地で観光用として汽車を走らせている、汽車と言う日本語は死語になってSLと呼ばれ、大勢の鉄道ファンを楽しませてくれてる、生き生きした容姿は何回見ても懐かしい。