爺が、5歳から19歳まで過ごした新潟県岩船郡保内村と言う地名は、昭和29年に荒川町に、平成20年に村上市に、2度の町村合併で消えてしまったが、今も心の中に永久保存されている。
8月29日の新潟日報朝刊に、村上市荒川地区に残る伝統芸能「荒川三匹獅子踊り」が紹介されていた、8月24日と25日 保内村坂町の鎮守様の祭礼には、選ばれた少年が演じた獅子踊りである。
祭りの期間中は境内に何軒かの露店が並ぶ、小学生のころ、お小遣いで買ったハッカパイプが懐かしく思い出す、普段は静かな境内もこの日だけは大勢の参拝客で賑わう。
お盆には、境内で青年団主催の盆踊りが行われる、中央の櫓の周りで若い男女が輪になって踊る、若者たちにとっては嫁さん探しの場でもあり、お気に入りの女性の傍へ行って踊りながら会話したり贈り物したり。