ネット検索した地図で、少年時代を過ごした旧保内村山口(現村上市)を見ながら、「よしえ美容室」が目に入る、もしか妹の遊び仲間で近所の「よしえちゃん」ではないかと思い続けていた。
9月22日、無性に尋ねて見たくなり、早速お出かけ、現地に着いたのが10時頃、少々緊張しながら玄関に入り対面、自己紹介したら、K子ちゃん(爺の妹)のお兄さんですかと、爺の名前も思い出してくれた。
順不同で次から次へ、話しがあっちへ飛んだり、こっちへ飛んだりしながら40分ほど、今度ゆっくり再会することを約束、80歳になる彼女、現役で美容師を続けていたとは驚き。
お互い10代の少年少女同士、約70年を経て80代になった爺婆の再会とは、誰の導きか、極々稀な事例であろう、容姿も、話しかたも、仕草にも、少女時代の面影が残っていた。