時々、家内と子供の頃の話をすることがある、田舎の寺で育った3女の家内、良く遊び良く学ばない子供だったと言う、女の子らしく育てたかった親の気持ちとは反対だったようだ。
女の子の遊びだつた、ママゴト、お人形遊び、お手玉などはしたことがなく、台所のざるを持ち出して小川での魚とり、泥の上に草を植えて田植えの真似事など、服も顔も泥だらけになって遊んでいたとか。
家内の姉から聞いたことがあるが、周りでは年頃の娘になれば、きれいになるだろうと、あきれ顔とあきらめ顔だったとか、寺の娘は姫ちゃんと呼ばれていたが、寺のおっちゃんと呼ばれたことも。
確かに爺が出会った頃の家内からは想像もできなかった、今は娘の時から趣味の編みものを楽しみ、製品は人様が喜んで利用してもらうことを生きがいに、女らしい日々を過ごしている。