爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

加持祈祷

2019年05月05日 | 日記

324日に旅立った義弟は、初行、再行、三行の3度にわたり、日蓮宗大荒行、百日間の荒行を成満した僧侶であり、平日の早朝、日曜祝日ともなると加持祈祷を求めて信者さんが訪れていた。

夫婦や嫁姑の問題、家族の病気の相談が最も多く、お医者様から勧められて来られる方も居られたほど、爺も厄年のお祓い、車のお祓い、息子たち、孫たちの合格祈願など、お加持をお願いし続けて来た。

すでに、初行、再行、三行、再々行、五行の5度にわたり百日間の荒行を成満した「権僧正」の地位にある長男が後を継いでいる。檀家の皆さんからの人望も厚く、前住職に追いつき追い越す日も遠くはないであろう。

旅立ってから1か月半になる今も、住職の旅立ちを知ってお悔やみ来られる信者さんたちが絶えることなく、奥様には、疲れを癒している暇もなく、対応に追われていると聞いている。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする