昭和元年生まれが94歳に昭和9年生まれが86歳になる。県内各地に散在していた同世代のお喋りや食事を共にした夫婦仲間も、御主人に先立たれたり、老々介護の身になってしまった。
昭和一桁生まれの爺と婆、相変わらず概ね3時半頃には起きて朝茶を飲んでいる。爺はパソコンに向かいながら、婆は編み物をしながら細切れの会話、5時半頃には朝飯を食べている。
二人が結婚届を提出した日は62年前の4月1日だつた。今では結婚前には知らなかった全てを知り尽くしあった仲である。良くある家庭内別居、卒婚、熟年離婚の気配もなく過ごしてきた。
職場から解放されてから現役時代に訪れることのなかった県内の市町村を順次ドライブしながら、自然や人々との出会いを楽しんで来た。今は病院とスーパーと近郊への小さなドライブを楽しんでいる。