70才の壁を越え、80才の壁を越え、あっという間に来年3月8日の90才の壁が見えるところまでに来てしまった。階段の昇り降りがきつくなるわ、夜中に何度もとトイレに起きるわ。
親から受け継いだ過去帳に4才、3才、0才で亡くなった3人の弟たちの名前が記されている。現代医学だったら助かったであろうに、爺は短命だった3人の弟の分を生きているのかも。
人には、それぞれに持って生まれた運命がある。小学生時代は虚弱体質、食べ盛りの思春期は戦後の食糧難時代だったが、結婚64年を通して変わらない食習慣が長生きの要因だと信じている。
ネットで、生年月日、性別、血液型での寿命診断をしたら、爺の死亡日は6年後の8月20日と出たが、時期が来れば神様が決めてくれること、今は90才の壁に向かって、脳と体を動かしている。