一昨年に息子から免許証の返納について忠告されて以来、高速道路、自動車専用道路、遠距離、夜間、降雨、降雪時の運転は控え、市内の生活道路を利用しての通院と買い物だけにしてきた。
ドライブを楽しみながら訪れた仲間達も少なくなり、来年3月には90歳になる爺、視力、聴力、注意力の低下は否めず熟慮の結果、今年8月の車検を機に廃車と併せて免許返納することにした。
最初に出会った中古の三菱コルト1000は、今も忘れることは無く、懐かしく思い出す。あれから今日まで50年間に楽しませてくれた数々の愛車に感謝しながらお別れしたい。
高齢者専門の精神科医和田秀樹さんが、元気で不自由のなかった70代の高齢者が、運転免許の返納がきっかけで衰えてい行く人を多く見てきたというが、衰える前に石の帽子をかぶっているだろう。