今年の選抜高校野球は、我が郷土新潟からの一般枠でも特別枠でも選考されなかったので関心も薄れてていたが、山梨学院対報徳学園の決勝戦は見応えのある好試合だった。
甲斐の国に生まれた戦国の武将武田信玄が果たせなかった天下統一を、現代の若者たちが成し遂げたと、あるスポーツ新聞が伝えていたが、初の紫紺の優勝旗を山梨へ持ち帰った。
吉田監督が、2点を追う5回、「まさに神風が吹いた、優勝しろよ、甲子園の神様が言っているみたいだ」と、前夜は睡眠時間を削って相手の捕手の配給の癖を研究した成果も大きかったと。
甲斐(山梨)の武田信玄と越後(新潟)の上杉謙信は川中島で12年間戦った宿敵同士であったご先祖様がご縁で、何となく親しみがあって、山梨学園を応援しながらテレビ観戦していた。