おもしろい飲み仲間がいる。
完全男性制。
メンバー5名。
みんな同じ歳の集まり。
前回は肱川町の山奥にある小藪温泉が会場だった。
そして今回は、私がホスト。
メンバーからのリクエストは、「おいしい海の幸が食べられるところ」
心当たりは何件かあった。
例えば、三崎にあるお気に入りの「えびすや旅館」。
四国最西端の宿、正野にある豪快な料理で有名な「大岩旅館」。
にもかかわらず、あえて今回は鳥津にある「民宿みちもと」にした。
最近職場の懇親会でよく利用する。
女性たちに大人気で女子会まで開いたとのこと。
お目当ては何といってもおいしい料理。
電話予約のとき、みちもとさんに
「男4人です。魚料理が食べたいのですが、お願いします。」
民宿までの道すがら、その独特な景観にわくわく感が高まる。
そして入り口を入ると、昔の家の我が家に帰ったような気分になる。
そして次々と珍しい魚の料理が出てきた。
鯛は鯛でも紋鯛。あと何鯛だったか忘れてしまったが、おいしい刺身。
名前は付けられていないが、鴨肉を巻いたものとイカナゴだろうか?
これまた珍味。
食べごろのアワビとサザエ
たけのこやゼンマイ、ワラビの山菜も。地元で採れたものらしい。
この他ホータレの天ぷら、ガーリックパン、タケノコご飯、
あと何かあったが、食べるのに一生懸命と酔いのせいで忘れてしまった。
3名のゲストも大満足。
いろいろな話で盛り上がった。
仕事のこと、家庭のこと、将来の夢について。
夕方6時から始まった宴は、流れるジャズの音楽とともに、まったりと。
そしておしゃれに。
終わったのは10時前ころだっただろうか?
すでに記憶が薄らいでいる。
メンバーは、気がねないこの飲み会が気に入っている。
そして今朝、朝食を食べながら次回もここでやろう、
と秋の予約までしたのだ。
宿代は、この料理が食べられて1泊2食で何と6480円。
みちもとさんに感謝だ。
爽やかな朝を迎え、大満足で宿を後にした。
最後にお気に入りのヒロヤマガタの絵の前で記念撮影。
ふるさと佐田岬がまた好きになった。
こんなすばらしい宿があり、料理が食べられ、おもてなしをしてくれる人がいる。
田舎暮らしはいいものだ。
岬人(はなんちゅう)