喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

佐田岬半島、ふるさと平礒の石垣

2022-02-12 | 佐田岬の風景

 甥っ子ヒロの5年前の記事。

ふるさとの石垣に対する、そのすばらしい感性に感動。

 

 「平礒の石垣」

 
故郷、平礒には、僕が生まれる遥か昔から、幾つの石が積まれているのか見当も付かない石垣が何ヶ所もあり、それらすべての石垣に使われている石の数を知る事は極めて不可能だ。
 
しかし、そのすべての石は、人の足によって運ばれ、人の手によって一つずつ、適石適所、計算されて積み上げられた事に間違いは無い。
その証拠に、石垣の隙間から染み出す雨水を吸って植物が育ち、その後ろでは小さな生き物たちが、石垣を集合住宅の様にして暮らしている。
 
 
そんな見事な石垣に囲まれた平礒で生まれ育った僕は心から思う。
「故郷、平礒は、二度として造る事ができない村である」と。
 
 
きっと、この先の遠い未来、コンクリートが割れても、アスファルトが剥がれても、今の世の人が死んだ後も、平礒の石垣は今の姿のままで残り続けるだろう。
「ひとつ、ひとつが、より永く。一歩、一歩が、より遠く。」
 
石垣の隙間から、いにしえ人の声が聴こえてくる様な気がする。
 
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47あなた、阿部 幸徳、田村 義孝、他44人
 
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小春日和に咲く佐田岬のつわぶき

2021-11-19 | 佐田岬の風景

 今日の佐田岬も快晴。

小春日和を通り越して、暑ささえ感じるような日和。

 

 足元を見ると、伊方町の花である黄色い「つわぶき」が咲いている。

今日のような日和なら、つわぶきが向日葵のようにさえ感じてしまう。

 

冬に向かう中、咲く黄色いつわぶき。 

幸せな気分にさせてくれる。

ふるさと佐田岬は、幸せを肌で感じられる場所だ。

 

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瀬戸内の夕焼け

2021-07-28 | 佐田岬の風景

 先日、仕事帰り。

午後7時過ぎだったが、燃えるような空の色。

お気に入りの場所まで、車を早く走らせ、この景色を一人占め。

瀬戸内の夕焼け。

 

 自然の美しさに、心が震える。

忘れられない夏の思い出が、まずは一つ。

 

    岬人(はなんちゅう)

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梅雨の晴れ間 瀬戸内の夕暮れ

2021-07-11 | 佐田岬の風景

 6月20日(日)

梅雨の晴れ間の夕暮れ。

 ウジナから見る瀬戸内。

 

 海の向こうには、大分県の国東半島(中央)や姫島(右端)が見える。

 

 今日は、快晴。

九州では梅雨明けが宣言されたところもある。

 

 暑い夏の幕開け。

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もぎたてテレビでは紹介されなかった「佐田岬の絶景」

2021-04-26 | 佐田岬の風景

 昨日の南海放送番組「もぎたてテレビ」は、とても良かった。
佐田岬の良さをあますことなく紹介していた。


 例えば、伽藍山からの絶景。
右に瀬戸内海、左に宇和海、岬の向こうは豊後水道、そして大分県佐賀関。


 ところが、まだまだある絶景がこれらだ。

  【三崎湾】

 

 【三崎の集落】

 

 【井野浦 阿弥陀池】

 

 【ムーンビーチと阿弥陀池】

 

 【モダン住宅】

 

 【平礒の長崎鼻】

 

 ゆっくりと見てもらいたい風景。
地元の人たちにもふるさと再発見してほしい。

 ワクワクする佐田岬だ。

    

     岬人(はなんちゅう)

 

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桜のある風景

2021-03-25 | 佐田岬の風景

 ふるさと佐田岬は、今、桜の季節。
とても好きな風景の一つ。

 三崎の国道を車で走っていると、いつも気になる場所がある。
そこは、二名津の堀本ひでさんが個人で作った庭。

 桜がいっぱいだ。
地面に花咲くピンク色の芝桜。
やがて斜面にも広がっていく。

 
 しだれ桜。
立派な成木になるには、50年はかかると言われている。
名木の桜は、しだれ桜が多い。
将来、このしだれ桜もきっと注目されるにちがいない。

 

 庭の後ろに、借景のように広がる奥山。
佐田岬半島でも指折りの山桜がきれいな風景だ。

 

 そして、これら全てを写した一枚。
ぜいたく過ぎる、桜がある風景。

 

 でもこの後、もっと美しい写真が撮れた。
感動の風景だ。

 

            岬人(はなんちゅう)

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令和 梅の蕾

2021-02-09 | 佐田岬の風景

 佐田岬の風景。

 春の陽気に、梅の蕾もふくらみ始めた。

それを見て、頭に浮かんだ歌。

「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」

 

 

 春の訪れを告げる梅の花のように、

明日への希望とともに、一人ひとりが大きく花を咲かせられますように。

 

                 岬人(はなんちゅう)

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We love Sadamisaki! ~佐田岬民俗ノートで、ふるさと再発見~

2021-01-28 | 佐田岬の風景

 昨年秋、伊方町町見郷土館からすばらしい図書が発行されました。
それは、「佐田岬民俗ノート」。
 

 

 佐田岬半島は、豊かな自然と独特の地形によって、四国と九州の往来をつなぐ橋となり、
瀬戸内海と外の海をつなぐ港となって、はるか昔からさまざまな人々が行き交いました。
 そして、この半島ならではの歴史を刻み、この地で何代も前から受け継がれてきた、
私たちの暮らしや文化がありました。

 

「民俗」とは、代々伝承されてきた私たちの暮らしのことです。
衣食住や、各地区の行事・信仰、農業や漁業、職人さんの技、子どもの遊びなど。
 この本を通じて、ふるさと佐田岬半島に興味を持ち、その多面的で奥深い魅力を再発見していきたいと思います。

 

                  【国の天然記念物 あこう樹】

 

               岬人(はなんちゅう)

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船のある風景 ~国道九四フェリー~

2021-01-15 | 佐田岬の風景

 お気に入りの場所からの風景。

三崎港の防波堤から国道九四フェリーを見送る。

夕日に向かって進んでいく。

 今日も一日頑張ったと振り返る。

 

 

三崎港から大分県大分市の佐賀関港に至る国道197号海上区間を成している。

三崎-佐賀関航路は、大分県にとっては大分臨海工業地帯で生産される製品の大市場である阪神との間を短距離で結ぶ幹線としての意味を持つ。

愛媛県にとっては経済、文化、観光面でも緊密な関係のある南九州とを結ぶ意味を持つ。

 

伊方町(旧三崎町)にとっては、ふるさとを思い出す大切なものだ。

    

               岬人(はなんちゅう)

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幸せの黄色い甘夏は、ふるさとの色

2020-12-30 | 佐田岬の風景

 年の瀬の12月29日。

正月まで天気が崩れるという予報。

今日は最高の大掃除日和。

 

 家の傍に実る甘夏(サンフルーツ)。

 

 

幸せの黄色は、ふるさとの色。

 

        岬人(はなんちゅう)

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岬の初夏 

2020-05-25 | 佐田岬の風景

5月24日(日)、青い岬。

佐田に用事があった。

午後4時頃、日はまだ高く、初夏の強い日差しが海に照り付けていた。

水面がまるで銀盤のようにキラキラと輝き、目を開けるのがまぶしい。

この風景が大好き。

まぶしくて、けることができなかった幼き頃の思い出が強く残っている。

美しきふるさとの風景。

 

                「大佐田を眺める」

 

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四国最西端の伊方町立三崎中学校とヤマザクラ咲く伽藍山

2020-04-04 | 佐田岬の風景

 こちら佐田岬半島の先端は、ゆったりとした時間が流れている。

四国最西端の三崎中学校。

 

 後には、ヤマザクラが咲く伽藍山がそびえている。

 

 反対側の三崎高校がある奥山には、さらにヤマザクラのきれいなモザイク模様。

 

 全校32名の小さな小さな中学校。

 

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佐田岬には二つの桜が咲く ~一足早い満開の河津桜~

2020-02-23 | 佐田岬の風景
 佐田岬には、二つの桜が咲く。
今、一足早い河津桜が満開で見ごろを迎えている。

 風車公園に立ち寄った。
何人かの人たちが、口々に
「わー、めっちゃ、きれい。」



 空の青さと河津桜の淡いピンク。
爽やかで、あたたかい佐田岬の風景。




 今日から喜久家プロジェクトの国際ワークキャンプが始まる。
 今年もフィンランド、香港、ベトナムそして国内の各地から7名が集まり、
柑橘の収穫作業など郷づくりに力を貸してくれる。

 新たな感動の物語が始まる。

        岬人(はなんちゅう)


 



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裂織りのように故郷を紡ぐ ~2/20付け愛媛新聞「地軸」より~

2020-02-20 | 佐田岬の風景
 本日、2/20の愛媛新聞「地軸」欄に三崎高校生による地域協働の記事が載っていた。


 佐田岬半島の真ん中辺り、海に面した小さな集落ににぎやかな声が響く。
伊方町大久地区で先週末、三崎高校の1、2年生が中心となり、アートイベント「せんたん劇場」を開いた。

 地区全体を舞台に見立て、住民らが身近な文化や魅力を再発見するのを促す試み。
「来てもらう」ではなく、生徒たちが集落に「入り込む」姿勢が「みさこう」らしさにあふれ温かい。


 全校80人ほどの三崎高では生徒の視点を生かした地域活性化活動が盛んだ。
地元菓子店と開発した大福、住民の健康づくりのための体操、自主映画の製作…。


 さまざまな挑戦が、達成感や自己肯定感につながっていることは、生徒たちの表情からうかがえる。
 2年の中元愛菜さんも「以前は人前に出るタイプではなかった」と言うが、
今では担当するカフェ班のリーダーを務めるなど、成長を実感しているそうだ。


 住民との協働で地域愛がはぐくまれ、南予に根ざし活躍する卒業生も増えたという。
人口減少時代のヒントとなりうる好例だろう。
「いつでも人がいて、楽しく温かな地域であってほしいと思います」。
中元さんも地元で就職し、その一端を担うことを誓う。


 半島には細かく裂いた古布と、麻や木綿などの糸を用いた「裂織(さきお)り」という織物が伝わる。
たとえるなら、横糸となる布が地域や住民、縦糸が生徒たちだろうか。
それぞれがしっかりと組み合わさり、素朴ながら丈夫で、味わい深い故郷を紡ぐ。



 ふるさとには、地域活性化のためにがんばる大人の姿が多く見られる。
そこに、高校生のちがった視点での風が入ってくる。
大人と子ども・高校生たちとの協働。
思いを重ね、明るい未来を想像(創造)する。


 佐田岬に、春の新しい風が吹いている。
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佐田岬は夢を見る (サダワン2019:準グランプリ受賞作品)

2020-01-13 | 佐田岬の風景
 太陽が海に沈むころ
 岬は眠り 夢を見る
 山や海に棲む生き物の
 岬で暮らす人々の
 佐田岬で生きる命の話


[サダワン2019:準グランプリ受賞作品]佐田岬は夢を見る


 すばらしい作品だ。

 ふるさと佐田岬には、夢がある。

       岬人(はなんちゅう)
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