喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

八西新人総体

2011-09-30 | ブログ
 いよいよ明日は、八西新人総体。
私は、ソフトテニス女子会場。

 試合開始は、8:45。
場所は、伊方総合運動公園テニスコート。

 やるだけのことはやった。
少しの緊張とたくさんの楽しみ、といった思い。

 彼女たちの様子を見ていると
そんな思いになってくる。
 すばらしい佐田岬の女の子たちだ。

      岬人(はなんちゅう)

石垣の魅力 ~名取の石垣~

2011-09-30 | ブログ


 ふだんからあたりまえに見てきた石垣。
生活の中にある石垣。

 そんな石垣に魅力を持ち始めたのは数年前から。
色・形・組み方などさまざま。

双海町の若松進一さんから、
「石垣写真集をつくったらどうか。」
と言われ、少しずつ撮りためている。

 近くに名取という集落がある。
ここの石垣もみごとだ。
まさに芸術。

 この芸術作品を見ながら、
これを積み上げた人たちの様子を思い浮かべる。

 やっぱり、すごい!

朝の小さな幸せ

2011-09-28 | ブログ


 今朝も朝5時くらいに目覚め、
いつものベランダで東の空をながめる。
 風もなく、おだやかな光景。

 夏の残りのぶどうをつまみながら、15分ばかりの読書をする。
朝フル~ツ。

 6時30分。
子どもたちが起きてくる。
「おはよう。」
いつものあいさつ。

 7時15分頃、私も子どもたちも家を出る。
「行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」

 母家の両親にもあいさつをする。
「おはよう。」
「行ってきます。」

 子どもたちが、道路でスクールバスを待つ。
今、平礒では小学生が4人。中学生が1人。
 バスを待つ子どもたちの横を私が通りぬける。
車の窓ガラスを開け、
「おはよう。」
「おはようございます。」

 朝のわずかな時間だが、
たくさんの心かようあいさつがかわされる。
 あたりまえのことかもしれないが、
朝の小さな幸せを感じている。
 今日もいい1日になりそうだ。

             岬人(はなんちゅう)

2011-09-27 | ブログ


「虹」という歌は、かなり多い。
そんな中から一番好きなのがこの歌。

 わき出る入道雲。真夏の暑さ。
暑さをクールダウンしてくれる夕立。
その後に再び顔をのぞかせる太陽。
そして佐田岬の空にかかる虹。
 そんな虹が、幼いときの記憶に焼きついている。



『庭のシャベルが 一日濡れて 雨が上がって くしゃみをひとつ
雲が流れて 光が差して 見上げてみれば
ららら 虹が虹が 空に架かって 君の君の 気分も晴れて
きっと明日は いい天気 きっと明日は いい天気

洗濯物が 一日濡れて 風に吹かれて くしゃみをひとつ
雲が流れて 光が差して 見上げてみれば
ららら 虹が虹が 空に架かって 君の君の 気分も晴れて
きっと明日は いい天気 きっと明日は いい天気

あの子の遠足 一日延びて 涙乾いて くしゃみをひとつ
雲が流れて 光が差して 見上げてみれば
ららら 虹が虹が 空に架かって 君の君の 気分も晴れて
きっと明日は いい天気 きっと明日は いい天気 』



 写真は、3年前の8月に撮ったもの。
子どもたちもちょっと雨に濡れてうれしいそう。

               岬人(はなんちゅう)



佐田岬の虹

2011-09-26 | ブログ
 昨日までの三連休。
初日は、子どもたちと一緒に家で大掃除。
お彼岸でお墓参り。
 そして昨日、一昨日はソフトテニスの練習試合。
来週10月1日、2日には八幡浜・西宇和地区の新人総体がひかえているため、
最後の調整時期。
休みは、部活動というスタイル。

 伊方総合運動公園で、松柏中学校との練習を終えての帰り道。
夕方5時過ぎ。
 バスの運転手さんが、
「太陽が2つ出ていますね。」
と不思議なことを言われた。
 フロントガラス越しに、本当に2つの太陽があるような
まぶしい光の源が2カ所にあった。
今までに見たことのない光景。
 
 その後、空は姿を変え、
1つの光の源には、虹が見えた。
写真をよーく見てもらえればわかる。



 中学生たちも喜んで虹を見ていた。
その一人が、
「私、毎週虹を見るんです。
今までに一回も虹を見たことがないのに。」
と、少し興奮した様子で言った。

 ただの一時も同じ姿を見せず、
刻一刻と姿を変える空は、見ていておもしろい。
 
 疲れた心と体を癒してくれる
佐田岬の空にかかる虹だった。

           岬人(はなんちゅう)

彼岸にお墓参り

2011-09-25 | ブログ


毎年、春分の日と秋分の日のことを民間では「お彼岸(ひがん)」といい、お墓詣りをして先祖の霊を供養します。
わが家でも、昨日の朝7時前からお墓参りに行きました。
朝日を浴びて平礒の集落や釜木湾を見下ろせます。

 春分の日、秋分の日は毎年だいたい3月20日頃、9月23日頃に来ます。
民間行事のお彼岸ではこの日をお彼岸の「中日(なかび)」といい、
その前後一週間をお彼岸の期間として、最初の日を「彼岸の入り」最後の日を「彼岸の明け」といいます。
また、この時期にはぼた餅またはお萩を食べる習慣があります。

 彼岸の由来としては、主に2つの説があります。
 仏教説では、
彼岸とはその名の通り「岸の向こう」。
その向こう岸とは悟りの世界のことです。
様々な苦に悩む煩悩の世界(此岸)に対する言葉です。
 日本の特に浄土系の信仰では一般に死後は阿弥陀如来の導きにより人は彼岸に渡ることができる、と考えられているため、
すでに彼岸の世界へ行った人たちを供養するとともに、まだたどり着けずにいる人たちに早く向こうへたどり着けるように祈る、というのがこの彼岸の仏事の趣旨となります。

 春分・秋分の時期にこの彼岸法要を行うのは、太陽が阿弥陀如来の浄土の方角である真西に沈むためであるといわれています。つまり阿弥陀浄土を観じるのに最適ですし、迷っている人にとっては太陽の方角が進むべき道ということになります。

 民俗説では、
 一方彼岸の語源は「日願」であるという説もあります。これは古来からある太陽信仰の系統のものです。
 太陽信仰の側からも春分・秋分は太陽が真東から出て真西に沈むとともに昼と夜の長さが同じということで、
これは非常に重要な節目でした。
「日の願」ということばもあり、これから「日願」になったとも言われています。「日天願」と呼ぶ地方もあるそうです。

 一般にこういった日本の行事というものは仏教と民間信仰が様々にミックスされているものです。

 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もあるように、この時期が季節の変わり目になります。

 以上、インターネットから調べてみました。

 今の自分があるのも先祖からの襷(たすき)リレー。
そんなことを改めて考える1日となりました。

 




台風一過の秋晴れ

2011-09-24 | ブログ


 台風一過。

 空気は、ひんやりとし、吸いこむと
体の中から力がわいてくる。

 雲一つない青空。
 まさに天高く馬肥ゆる秋。

 佐田岬小学校では、運動会があった。
我が家では、大掃除。
 娘たちがベランダに布団を干していた。



 干された布団に寝ころぶのは気持ちがいい。
お日さまのにおいがする。
 思わず、そのまま眠ってしまいそうな心地よさ。

 釜木湾の向こうには、風車がゆっくりと回っていた。
 今は、お彼岸。
お墓参りに行こう。

            岬人(はなんちゅう)

 
 

なつかしの東京大学自転車部 

2011-09-22 | 喜久家の情報


 あれからもう4年が経つ。
 国立大洲青少年交流の家で勤務していた時に
東京大学自転車部6人のみなさんが宿泊された。
退所の時、「今日はどこに行きますか?」
と訪ねると、
「佐田岬灯台をめざします。」
との返事。

「それはいいですね。私のふるさとです。
どちらに泊まりますか?」
と訪ねると、
「野宿します。」
とのこと。

 その日は天気が崩れる予報。
灯台は風も強く、たいへんになると思い、
「よかったら、うちの郷に泊まりませんか?
空き家を利用したボランティアハウスがあるんです。
そして今、アメリカ出身のエバンという若者が一人で住んでいます。」
と声をかけてみた。

 みなさんは、きょとんとした表情をしていた。
都会の人にとってみれば、それはそうかもしれない。
 何の縁もない人にいきなりそんなことを言われても
何かかんぐりたくなる。
 そこで「喜久家プロジェクト」のことを説明し、
よくわかってもらえた。

 その場は別れ、彼らは佐田岬灯台をめざし、
私は、勤務に就いた。
 そして夕方に平礒で再会することを約束した。
予定の時間よりも遅くなり、真っ暗になったころ
ライトを照らした自転車集団が平礒に入ってきた。
 喜久家に上がり、大鍋でカレーライスを作り、みんなで食べた。
エバンも含め大いに盛り上がった。

 その後、リーダーの松尾君とは年賀状のやりとりが今でも続いており、
中田君とも先日フェイスブックでつながった。
 そしてもう一人、郷づくりの話で一番盛り上がった安藤君とは、
その後も彼の活動を教えてもらったり、
喜久家プロジェクトの様子を伝えたりなど
つながりが続いていた。

 その安藤君から連絡があり、
平礒に再び来たいということだった。

 すばらしい縁だ。

             岬人(はなんちゅう)





































































































































































































































































































































































































































































































































  

台風さる

2011-09-20 | ブログ
 台風が去りました。
 毎回のことですが、父と台風の様子について話し、
その備えをします。
 今回の台風については、四国愛媛上陸の進路をとっていましたが、
「今回は高知県沖を東にそれるな。
台風が東側を通るときには、大したことはない。」
との父の話により、いつものような備えはしませんでした。

 するとその通りになったのです。
風も雨もたいしたものではありませんでした。

 ただし、全国的にみれば、
今回も各地に大きな影響・被害をもたらしました。
一刻も早く、ふだんの生活にもどれることを願うばかりです。

 それにしても今年は、自然の猛威を感じる年になりました。
歴史をみればそのようなことがくり返されてきました。
先人たちはそれとどう向き合ってきたのでしょうか。
 自然の猛威から逃れることはできないわけで、
そのヒントは歴史に残されているはずです。

 そんな歴史をひもといてみようと思います。


         岬人(みさきびと)

 

台風近づく

2011-09-20 | ブログ
 台風が近づいています。

 日本一細長い佐田岬半島は、
立てて置くと吹き飛ばされて倒れる心配があるので、
初めから倒しています。

 今回の台風はどうでしょうか。
警報がかなり出ています。

         岬人

 

心地よい疲れ

2011-09-18 | ブログ
 運動会の後の満足感。
そして心地よい疲れ。

 家に帰って、ゆっくりと風呂に入り、
いつものベランダでのどの渇きをうるおす。



 誰にも見られないので、シャツを脱いでほてった体を冷やす。
そして釜木湾を見下ろしながら、ビールをグビグビッ。

 つまみには、味付けのり。
これがけっこういい。



 何とも言えない良い時間。

 ふと気がついた。
 最近まで山がわいていると思うほど鳴いていた多くの蝉たちが、
今やツクツクボウシだけしか聞こえない。
 ツクツクボウシは、涼しくなって鳴く蝉のようだ。

 明日の天気はどうだろうか。

            岬人(はなんちゅう)

地域に愛される二名津小学校運動会

2011-09-18 | ブログ
 台風の影響で、昨夜からかなり雨が降った。
心配されていた娘たちの運動会。

 朝、7:30に準備が始まり、もう後には引けない状況。
 途中、雨も降りコンディションとしては良くなかったが、
そこは参加者のみなさんの熱で吹き飛ばした。

 全校児童23名の運動会。
半分は地域の運動会みたいなもの。
たくさんの地域の方がつめかけ、盛り上げる。

 国旗掲揚では、みんな起立・脱帽し、国旗に対して注目する。
ラジオ体操では、多くの人が一緒に体操する。
この一体感がジンとくる。


 ベストセラーの玉入れ競技。今も昔も変わらない。
単純明快。みんなが主役になれる。



 会場を笑いの渦で巻き込み、大いに盛り上げた着付け競争。


 私も参加した職域リレー。
神松名連合チームは、決勝まで進み、胸一つの差で第2位。

 学校・家庭・地域が一つになったすばらしい運動会だった。

 地域に愛される運動会がここにある。

             岬人(はなんちゅう)

ふるさとの佐田岬灯台 ~日本の灯台50選~

2011-09-17 | ブログ


 昨日は、松灯台を紹介したので、今日はやはり佐田岬灯台。
ふるさと伊方町が誇る景観の1つ。

 何やら、日本の灯台50選にも選ばれているようだ。
これは、1998年(平成10年)11月1日の第50回灯台記念日の行事として、
海上保安庁が募集し一般の投票によって選ばれた「あなたが選ぶ日本の灯台50選」の灯台のこと。

 社団法人燈光会の調べによると全国には、5382基の灯台がある。
その中のすてきな灯台50選ということなので、これはすごい。

 実際、佐田岬灯台そしてその周辺も含め本当にすばらしい。
ここは、足摺宇和海国立公園にも入っていて、
貴重な動植物・昆虫も多い。
 そんな自然を楽しみながら、駐車場からゆっくりと30分ほどかけて灯台まで歩く。

 ここが最果てと言いたいところだが、
九州大分県の佐賀関はもうすぐそこに見える。

 私たち佐田岬に生まれた者は、両側を海に囲まれ、
海と共に生きてきた。
 心は常に外に向かって開かれていて、開放的で明るい。

 そしてこの灯台のごとく、
明るい未来を示し、導けるような生き方をめざしてきた人も多い。

 「未来に残したいふるさとの風景」だ。

 

「灯りのある風景」 

2011-09-17 | ブログ
 暗闇に光る灯火。
その正体は、連続写真でどうぞ。







 灯台でした。

 これは、松地区にある灯台。
見舞崎というお鼻(岩礁)の先端に立って、
海の安全を照らし続けている。

 海からかなり高いところにあり、
松地区への道路横。
 したがって、いつも間近で見られる。

 ふるさとの未来に残したい「灯台のある風景」。