喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

田舎の花のある風景

2015-04-30 | ブログ
 畑仕事が忙しい田舎の人にとって花を育てるということは、たいへんなこと。
なかなか余裕がない。

 そんななか、父が唯一昔からこだわって、育てている藤の花がある。



 母家の壁にツタをはわせ、まるでナイアガラの滝のようにしている。
年々、ツタは伸び満足げな父。

 

 そして、道行く人の目も楽しませてくれているようだ。
田舎の花のある風景。

 そんな潤いのある地域をつくっていきたい。




             岬人(はなんちゅう)
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岬のゴールデンウィーク

2015-04-29 | ブログ


 4月29日、昭和の日。
早いところでは、今日からゴールデンウィーク。
さぞ、うきうきしていることだろう。
 メロディーラインにも自転車に乗る人の姿が増えてきた。

 佐田岬の中学生たちは、練習試合ざんまい。
伊方中学校のどの部も5月末の総体に向けて、追いこみにはいる。

 バレー部は、八幡浜スポーツセンターにて6校で練習試合。
流した汗は、大きく自分を成長させる。

        
             岬人(はなんちゅう)
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みかんのある風景  佐田岬はなはな

2015-04-28 | ブログ
 4月26日、佐田岬はなはなのオープニングイベント。

みかんのある風景。

幸せな気分になる。

 







 
 みかんのある風景は、ふるさとの風景。


          岬人(はなんちゅう)
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佐田岬「はなはな」オープニング ステージイベント 伊方中・三崎中学校

2015-04-26 | ブログ
 佐田岬「はなはな」オープニング ステージイベント


 12:00から伊方中学校のブラスバンド演奏。
伊方中のブラスバンド部は、総勢20名ほどのまとまりあるチーム。

 今回のステージイベントについて、急きょ話しを持ちかけられたにもかかわらず、
ひと言、「ぜひ、参加させてください。」



 ジャズ演奏では、スイングなど動きも取り入れ、
夜、お酒でも飲みながら聞いたら最高。
それくらいの高い完成度。

 その他、地域や客層にあわせて、演歌あり、涙腺がゆるむような「ふるさと」の曲あり。



 生徒の言葉がまた感動。
「今日は、私たちを呼んでいただきありがとうございました。」
「私たちの演奏を喜んで聞いていただきありがとうございました。」
「これからもふるさと伊方町のために、私たちのできることをやっていきたいと思います。」

 さわやかな春の風のようだった。
まさに子どもが、地域を変える。
子どもが、未来を創る。




 続いて、地元三崎中学校生徒による合唱。
ここ2・3年の間、三崎中学校の合唱には、人の心を揺さぶるようなすばらしさがある。
東日本大震災の被災地、宮城県気仙沼市立大谷中学校との交流により、自分たちにできることをやっていこうとする熱意が感じられる。

 今日も夢と希望と勇気をテーマにした「あんぱんまんのマーチ」を手話を取り入れながら、
会場に集まった多くの人たちにその思いを訴えた。



 2曲目も「幸せ運べるように」という震災(阪神・淡路大震災)をきっかけにしてできた曲で、
大切な人のために、大切なふるさとのために、自分に何ができるかを考えた曲。
「幸せを運べるように」という思いをつづっている。



 生徒のメッセージも
「私たちが幸せを運べるようになりたいです。」
という力強いもの。
若者たちのそんな思いに胸が熱くなった。

 伊方中学校と三崎中学校の若者たちの情熱。
岬の未来は、輝いている。

            岬人(はなんちゅう)

 


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伊方町観光交流拠点施設  「佐田岬はなはな」オープン

2015-04-26 | ブログ
 「佐田岬はなはな」では、さまざまな特産市も開かれた。

 まずは、二名津まちづくり隊による「岬(はな)ピザ」
長い列ができるほど、大好評。



 裏方が、がんばる様子。
すごいぞ、二名津まちづくり隊。



 負けじと農業後継者の清見ジュース。
岬でとれた最高の清見タンゴールからしぼった100%ジュース。
もちろん甘味料・添加物なし。
入っているのは、愛情だけ。





 このポスターがなかなかいい。

 

 そして明日の岬をつくる後継者の背中。
実にかっこいい。 元ちゃん。




 となりでは、これまたかっこいいTシャツ。
しまなみ海道からの自転車コースで、佐田岬も注目されている。



 この他、多数37店舗。

 みなさんのおかげで心もお腹も満たされた。
商売がかっていないのが、またいい。

 地元がとても盛り上がった1日。

              岬人(はなんちゅう)
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佐田岬はなはな & まるごとみかんフェスタ オープニングイベント

2015-04-26 | ブログ
 今日4月26日、伊方町に新しく完成した観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」のオープニングイベント。
あわせて、愛媛県の「まるごとみかんフェスタ」も同時開催された。

 午前中、宇和高校の会場に息子の高校南予バレーボール予選を応援に行き、
終了後すぐに三崎へ帰って来た。

 すでに会場は大にぎわい。

 

 三崎でこれほど大勢の人を見たことはない。
顔見知りもたくさんいるが、町外からの人も多かっただろう。

 三崎小学校グランドが駐車場になり、シャトルバスも運行。

 

 地元の人たちの出店もにぎわっていた。

 
 愛媛県の「まるごとみかんフェスタ」も同時開催され、
そのシンボルであるサンフルーツの巨大みかんオブジェもつくられた。
 製作には、地元の三崎中学校生徒が参加するなど盛り上がった。

 連休5月6日まで展示されるのでぜひ見に来てほしい。




             岬人(はなんちゅう)
 
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佐田岬半島の伊方中学校 女子バレー部の新入部員たち

2015-04-22 | ブログ
 ただ今新人部員の勧誘や体験期間。
これについて、以前から注目している自然体バレーの草野健次さんは、次のように言っている。

『この新人勧誘・・・問題が多い。
「おいで、おいで」と甘い言葉で手招きするのは問題。
後で「こんなはずではなかった」とトラブルが起きやすい。
だから私は、いいことばかりは言わないようにする。
入部してから「話が違う」と言われたら困るから。

「がんばっています」と自分で言うのはどうなんだろう?
それは、「がんばっているね」と他人が思うもの。
それと同じでチームのいいところ、自慢できるところは他人から言ってもらえるようになった方がいい。
言ってもらえなくても、他人に認めてもらえる努力を普段からしておくべきであって、自分から言うものではない。

 努力やがんばりは他人が決めるもの。
そう思ったら間違いない。
他人へ腹の立つことも少なくなる。

 以前プロ野球の稲葉選手がイチロー選手へインタビューしていた。
 稲葉:「がんばっていますか?」
 イチロー:「そんな質問おかしいよ。
そもそも自分でがんばっていますというのはおかしいよ、ダサいよ!
『自分は絶好調です』とか言えないよ。
努力しているとか、がんばっているとか、そんなこと自分で言うものではない。
そんなことは他人が評価するものだよ・・・と自分では思っているけどね・・・・・」
そう言ってた。その言葉に納得。』



 1年生は、3年間がんばっていく部活動をしっかりとした考えで決めてほしい。
友人関係や先輩関係、きびしさなど、自分の気持ち以外の理由で決めると、後々問題が多くなる。
 楽(らく)な部活動ではなく、自分の成長を感じられる楽しい部活動、一生懸命に取り組んでいける部活動を選んでほしい。

 愛媛県最西端の佐田岬半島にある伊方中学校女子バレー部のルーキーたち。
新たな風が吹く。

           岬人(はなんちゅう)
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岬の春の風物詩

2015-04-18 | ブログ
 今日の昼、釜木を通り平礒への帰宅途中。
フナセを見ると、ずいぶんと潮がひいて、磯が見えていた。

 そして何やら収穫している人の姿も。



 明日からヒジキ採りが解禁される。
春のこの時期、海(磯)の幸が豊かな岬では、このような多くの人の姿が見られる。
まさに岬の春の風物詩。

 未来に残したいふるさとの風景。

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浅野さんちのデコポンろーる

2015-04-17 | ブログ
 先週のこと。
 3月の喜久家国際ワークキャンプのリーダー、薫ちゃんが帰ってきたということで、
田村菓子舗のよっくんが「浅野さんちのデコポンろーる」を差し入れしてくれた。

 いつみてもおいしそうな色づかい。



 1年をかけて、デコポンづくりに関わってくれたボランティアの若者たち。
そして収穫されたデコポンをロールケーキにするために、田村菓子舗で皮はぎなどの作業をしてくれたボランティアの若者たち。

 その結晶が、この「浅野さんちのデコポンろーる」。



 こんなすばらしい商品を考えてくれた田村菓子舗のよっくんにただただ感謝。
佐田岬には、愛がある。

          岬人(はなんちゅう)
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喜久家メンバーの郷帰り

2015-04-12 | ブログ
 昨日、3月に行われた喜久家国際ワークキャンプのリーダー、薫ちゃんが郷帰りしてくれた。
本当、うれしいこと。

 2時10分八幡浜着のJR。
改札口で待っていると、軽いかっこうで歩いてきた。
手を振ると、うれしそうに頭を下げた。

 国際ワークキャンプからまだ1か月しか経っていないのにずいぶんとなつかしさがこみあげてきた。
キラキラと輝く思い出とは、こんなものなのだろう。

 昨日は、とても天気がよく、いろいろと寄り道をしながら帰ることにした。
 まず、八幡浜みなっと。
まちづくりスタッフの市川くんや木村さんを訪ね事務所へ。
市川くんからは、次につながるような話が聞けた。

 続いて、三机の権現山や風車公園に上がり、佐田岬の尾根から見える瀬戸内海と宇和海の景色を見せてあげた。
海が大好きな薫ちゃんにとって、心に残る景色となったことだと思う。
あわせて、太平洋戦争のはじまりである真珠湾攻撃の訓練が三机湾沖で行われた歴史を話してあげた。
こんな小さな場所で、日本を世界をゆるがすような歴史のひとかけらがあったのだ。

 それから、リゾートの大利さんの家を訪ねたが、
「散歩中」という札がかかっていた。
すてきな自然の庭をぐるっとみさせてもらい、帰ることにした。

 車を走らせて2分程経ったとき、道路の端に腰かけるご夫婦の姿を見かけた。
縁とはおもしろいものだ。
とてもすてきな話に花が咲いた。

 その後、家路を急いだが、釜木を過ぎたとき、田村菓子舗のよっくんの車がバックミラーに見えた。
何と薫ちゃんが帰るということで会いに来てくれたのだ。
しかもおいしい浅野さんちのデコポンろーるやパンを差し入れしてくれた。

 こんなつながりがとてもうれしい。
よっくんともいろいろな話で盛り上がった。



 そして最後は、ごーろの倉庫で仕事をした良あんちゃんを訪ね、二人ともとても喜んだ。
一足先に帰ったが、二人は少しの焼酎パーティーをしたようだ。

 薫ちゃんの郷帰りが、たくさんの人の喜びにつながった。
岬に吹くさわやかな春の風のように。

                岬人(はなんちゅう)

 

 
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春の道後をぶらり

2015-04-07 | ブログ
 4月4日から5日にかけて、道後に泊まることがあった。
桜が咲くいい季節。
道後のまちをぶらり歩いてみた。

 この日は、曇り空だったものの気温が上がり、長袖シャツで十分な暖かさ。

 人混みが得意ではないので、いつもの山の手マリアージュガーデンへ向かった。
松山祭りでにぎわう喧噪から離れ、ゆったりとした時間が流れていた。

 ハナミズキのような、桜のような真っ白い花が入り口に咲いていた。


 ガラス細工からもれるノスタルジックな明かり。




 水が満々とたまる池。


 お店には、こんなかわいい置物も。
これに何を積みこんだらいいだろう。
ドライフラワーなどを積んだら、楽しいかも。


 昔々のこと、足を痛めた白鷺が毎日毎日舞い下りて、岩の間から流れ出る湯に浸していた。
やがて傷は癒えて、飛び立って行くのを村人が見て、手を浸すと温かく温泉であった。
これが道後温泉の発見とされる。


 レストランなどの建物の向かい側には、こんもりとした緑。
  

 

 その緑の中に、ピーターラビットの館らしきものが建っている。
中をのぞくと。
 

 色とりどりの花々が咲く。




 めずらしいミニリンゴの花も。


 山の手マリアージュガーデンを後にし、道後温泉方面へ向かう。
途中、オールドイングランドホテルでは、ハンガーフラワーが壁を彩っていた。


 そして、道後温泉本館。昔はこちらが正面だったようだ。


 今の道後温泉本館正面。 建築されて120年経ち、2017年に耐震補強などのため、立て替えが始まる予定。


 俳人、正岡子規記念博物館。
 

 皇室御用達のふなや


 カラクリ時計前は、いつも多くの人でにぎわっている。


 アーケード内にあるおいしいと評判の煎餅の店。


 ちょっと離れるが、チーズケーキで有名なESPRIT


 夜の飲み会の店、魚武。
店内には、佐田岬特有の青石が飾られ、海の薫りが漂ってきそうだった。


 あまり食べない私が、これさえあればお酒が飲める鯛のカマ焼き。


 知り合いの有賀さんが経営する勝沼醸造のワイン。アルガーノモンテ。
このワインは、甲府盆地の東側のなだらかな傾斜地にある峡東地方において、
栽培された完熟のマスカット・ベーリーA種をゆっくりと醸した後、フレンチオーク樽で熟成したもの。
 ベリー系の香りと豊かな果実味に加え、ほのかなタンニンが優しい味わい。
 このワインをぜひ、知り合いに飲んでみてほしかった。


 
 春の道後ぶらりは、思った以上に充実したものだった。

 落ち着いた空間があり、ゆったりとした時間が流れていること。
それはまさに豊かな自然が大切だということ。
そこにおいしい食べ物や飲み物があると最高。

 そう考えると、ふるさと佐田岬の田舎も十分魅力に値する場所。
そんなことも考えながら、夢をふくらませた暖かい春の日だった。

                岬人(はなんちゅう)


 

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道後ややの朝食のお・も・て・な・し

2015-04-07 | ブログ
 4月4日、道後ややに宿泊。
翌5日、楽しみにしていた朝食。



 朝食15分前に、部屋からフロントに電話。
 混み合って、お客さまを待たせない配慮。
フロントから「ただ今、お席が空いていないので、もう少しお待ちください。」
との返事。ここにもお客さまへのおもてなしが感じられる。
 待つこと10分。
フロントから「たいへんお待たせいたしました。」との連絡があった。

 レストランに行ってみると、確かににぎわっていた。
そんななか、1階のとても便利なところに席をかまえてもらい、うれしくなった。

 道後ややに興味をもった大きな理由が、この朝食。
愛媛産にとことんこだわったビュッフェ形式の朝食。
「安心・安全で美味しい」をテーマに愛媛県産の厳選食材を使用。
自社農園の野菜にこだわる。
可能な限り調理場で手作りする。

 単なる愛媛産ではなく、愛媛産の「安心・安全・美味しい」野菜を心ゆくまで楽しんでいただくというおもてなし。
農薬不使用の朝採れ野菜や自然栽培のお米等普段なかなか巡り会えない食材を中心に品質最優先で食材を揃えている。

 

 写真の左側は、すべていろいろな種類の野菜が並んでいる。20種類くらいはあっただろうか。
見たことも、聞いたこともないものもあった。
この機会に食べてみようと思い、少しずつできるだけ多くの種類をいただく。

 写真の正面は、さまざまなドレッシングと10数種類の柑橘がズラリ。
みかん農家の自分としては、とても興味がわく。
かんぺいや紅マドンナなどの高級種類こそないものの、普通の人にとっては、感激の品ぞろえ。

 そんな感じで少しずつでもお皿に取っていったら、すごい食事になった。



 通常の小売店経由のルートだと、どうしても消費者の手元に届くまでに多少なりとも鮮度が落ちてしまう。
ややの野菜は、自社農園からの直送、そして生産者直送なので収穫後数時間(葉物野菜の場合)でいただけるしくみとなっている。

 しかも朝採れ。葉物野菜に関しては農家の協力のもと毎日20種類前後を朝採れの状態で出される。
朝食に朝採れ野菜を間に合わせるために、ややには農作業専門スタッフがいて、
深夜2時からの出勤で農家とともに収穫・配達作業を行っているようだ。

 すごいこだわり、おもてなしのしくみ。

 またこれ以外に、オーダー注文できるものもあり、
普段めったに食べないフレンチトーストを注文した。
 説明によると、低温殺菌牛乳・美豊卵・愛媛産生クリーム・自家製バターを使用。
最高の食材にこだわった自慢のフレンチトーストがあつあつの状態で出された。
口にすると、とろけるようなやわらかさと生クリームのコクのある味わいが口の中に広がった。

 その他、内子産の豚肉で作られたソーセージや宇和海でとれた鯛を焼いたもの。
気がつくと、テーブルいっぱいになってしまった。

 

 食材・調理ののすばらしさはもちろんだが、
そのもとは、おもてなしの心。

 喜んでもらいたい。 幸せな気分になってもらいたい。
全ては、そこから始まる。

 自分の普段の生活をふり返ってみようと思う。
もっと大切な人が幸せになれること、自分が喜びに満ちた気持ちになれることがあるはず。
ちょっとした、「お・も・て・な・し」から始めてみようと思う。

                     岬人(はなんちゅう)

 

 

 
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「道後やや」 の お・も・て・な・し

2015-04-06 | ブログ
 4月4日、以前から気になって注目していた道後の「やや」に泊まることができた。



地元を重視した、斬新なアイデアから次々と魅力あるものを生み出していることをよく耳にしていたからだ。

 場所は、分かるのだが、いざ車でめざすと、道が狭かったり、入り組んでいたりして分かりづらかった。
ナビのおかげでようやく到着。

 外観は、モダンでシンプル。


 外には、オレンジ色のネクタイをした従業員の方が車を誘導してくれた。
そして「お荷物をお持ちしましょうか?」という心づかい。
玄関まで案内してくれた。

 玄関を入ると、ブラックボードに、場所が分かりづらかったことへのお詫びの言葉が書かれていた。
「スタッフ一同、精一杯のおもてなしでお返しいたします。 何なりとお申し付けくださいませ。」


「心は誰にも見えないけれど、心づかいは見える。 思いは見えないけれど、思いやりは誰にでも見える。」

コマーシャルにこんな言葉があった。 
「道後やや」の心づかいと思いやり、たくさんありそうだ。


 ロビーに入るとすぐ右側に、愛媛らしく柑橘のジュースが棚に置かれ、販売されていた。
「10」という同じグループが販売しているみかんジュース。
何ともおしゃれなデザイン。


 その横には、「おもてなしデスク」
宿泊者が、自由に味わっていいものが、時間帯によって違うものが並べられる。
この時は、ジュースをいただいた。 しかも蛇口をひねったら、オレンジジュースが出てくるという、遊び心満点。


 フロントの女性スタッフの応対も笑顔いっぱいでとても気持ちよかった。

 エレベータの近くには、有名な今治タオルが種類ごとに分けられており、どれでも自由に使っていいようになっていた。
使う楽しみが生まれてくる。


 日本には、独自の文化に根ざした、とてもよいモノがたくさんある。
それは、日本人の「丁寧なものづくり」「気遣いのこころ」「すぐれた美意識」
「繊細な舌」「暮らしを楽しむ気持ち」「和を貴ぶ精神」などに支えられ、育てられてきた。
それらよいモノを新しい視点によって生み出しているのが、道後ややを含めたこの企業。

 エレベータに乗り、2階フロアへ。
それぞれのフロアでは、靴をぬいで下駄箱に入れ、わが家の感覚で歩くようになっている。


 部屋もシンプルでどこかモダン。
洗面所やシャワーまでもが、おしゃれ。




 まさに、心づかいがいたるところに、さり気なく感じられた。
「心からの感動をクリエイトする」
という思いが行き届いていた。
どうすれば、感動してもらえるのか、より喜び、より楽しんでもらえるのかを常に求め続けている。

 その考え方は、人とのつきあいにおいても、全く同じことが言える。
どうすれば、この人に喜んでもらえるのか、元気になってもらえるのか、感動してもらえるのか。

 感動を届けられるような人になりたい。
そのためにも、心や思いを少しでもいいから行動に表していきたい。
それだけでいい。 それが大切。


 人の喜ぶ笑顔ほど、見ていて幸せを感じるものはない。

「道後やや」からいろいろなことに気づくことができた。
そして有名なその食事にも徹底した、心からの感動を生み出すしかけがつくられていた。

 それについては、また記してみたいと思う。

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山桜のある風景

2015-04-02 | ブログ
 今日4月2日、出勤途中に山桜の写真を撮った。

山桜のある風景。





 
 釜木湾の青さが、美しい。








 3月初旬から中旬まで行われた喜久家国際ワークキャンプ。
そのメンバーにこの風景を見せてあげたかった。

 この地域が、輝きを放つ一場面。
 
 未来に残したいふるさとの風景。


          岬人(はなんちゅう)
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カラフルな岬の春

2015-04-01 | ブログ
 3月30日、7年間勤めた職場を離れた。
寂しく、心にポッカリと穴が開いたような。

 夕方、二名津から平礒へ帰る途中。
まばゆいばかりの景色が広がっていた。


 もと二名津中学校の校門前にかかる「まんさ」。




 みかん畑に咲く菜の花。






 二名津湾からの照り返しが、まぶしい。




 間もなく収穫されるサンフルーツ。






 家に着き、ベランダからの眺め。
少しずつ山桜が咲き始めた。




 きれいな景色を見ていたら、心が元気になっていた。

 岬の春は、カラフルだ。


            岬人(はなんちゅう) 
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