喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ホームステイしたレッドウィングの娘さんたちが出発

2015-07-30 | ブログ
 7月24日からわが家へホームステイしていたレッドウィングからの娘さんたち。
二人はふだんからとてもなかよし。
かわいくて、元気で、礼儀正しくて、しっかり者。

 そんな二人が今朝、わが家を出発した。
娘のさやかもいっしょに出発し、アメリカをめざす。

 妻が出張でおらず、4時に目覚ましをかけた。
妻も私が寝過ごすことを心配してか、電話をかけてきた。
 そして、母家の母からも朝ごはんを作ったということで、おかずを持って来てくれた。

 5時に子どもたちを起こし、わが家での最後の朝食。
ソフィーとケンダルは、しっかり者で、荷物の整理もできていて、食事をとったらすぐに出発準備。
 使った布団もちゃんとたたんで部屋を出てきた。

 大きなスーツケースを車に積みこむ。
もうあたりは明るくなっている。
 
 最後に海をバックに写真を撮った。



 出発する車に、両親や息子が手を振る。
「グッバイ。」
「元気でね。」

 こんな言葉を聞いて急に寂しさがこみ上げてきた。

 ほんの数日だったけど、レッドウィングの2人を受け入れ、いつもいっしょに一つ屋根の下にいた。
あたりまえだった光景が、もうなくなる。

 忘れることはないだろう。
彼女たちがわが家でいっしょに過ごした時間と空気を。


 いつの日か、再会を願っている。



                    岬人(はなんちゅう)
 

 
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国際交流チームが、伊方踊りで最優秀

2015-07-28 | ブログ
 一昨日の伊方まつり。
台風の影響により、花火大会は延期。
昨夜、盛大に行われた。

 その他の催しは実施することができた。
夕方、伊方踊り大会があり、それぞれの団体が伊方音頭など踊りを披露。

 そんな中、レッドウィングから来ている子どもたちも国際交流チームとして参加。
もちろん派遣される伊方の子どもたちやその家族も。

 今年は、合併10周年ということで、踊りのコンテストも行われ、
最優秀をめざして、いつになく雰囲気が高まっていた。

 私もよくわからない踊りを見よう見まねで踊った。
そして何と結果は、最優秀賞。
驚きと歓喜の渦。

 日本式の喜び、万歳三唱。 



 子どもたちにとっていい思い出となった。



 その後、10周年を記念して、参加者全員がペンライトで一文字撮影。



 明日29日は、早くもレッドウィングへ出発。
存分に佐田岬を感じてほしい。

 今日の昼から三崎中学校の子どもたちも誘って、海水浴の予定。


                岬人(はなんちゅう)
 
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夏祭り  ~きなはいや伊方まつり~

2015-07-26 | ブログ
 夏祭り。
 開放的な季節にあるので、エネルギッシュな感じがするが、
そもそもその歴史はどうなのか、ひも解きたくなる。

 調べてみた。
夏祭りの由来には、大きく2つある。

① 農業的な由来を持つ夏祭り
 昔から、夏の天災はつき物。
台風、日照など、農民を襲う天災を取り払う目的で夏祭りを行ってきた地域もある。
また、農作業の慰労の意味を込めて行う地域もあるが、こうした趣旨のお祭りになると秋の収穫祭として行うお祭りも多い。

② 慰霊祭的な由来を持つ夏祭り
 日本の夏祭りには、京都や箱根で行われる松明の炎で描く行事など、
慰霊の意味をこめたお祭りがもっとも多い。
 お盆の時期は都心からの帰省者も多く、大きなお祭りだけではなく盆踊り大会など地域に密着した夏祭りも多い。
こうして日本では古来から夏祭り文化が栄えてきた。
 
③ 近年では厳粛さを重んじるよりも、華やかなイベントとして夏祭り文化が発展している。


 
 こうしてみると、きなはいや伊方まつりは、③のイベントとしてのまつりのようだ。
 まず、オープニングセレモニーとして、伊方堂々太鼓の演奏。
小学生や中学生の子どもたちの太鼓が、さわやかで、その一生懸命さに感動した。


 きなはいや伊方小町のお披露目。
伊方在住のきれいな3人の女性が浴衣姿で登場。
今年1年、様々なイベントで伊方を宣伝してくれる。
知り合いの人も選ばれていて、うれしかった。
 

 伊方は杜氏の多さ、その技術としても有名。
その杜氏さんが作られた今年の新酒で、鏡開き。


 姉妹都市提携しているアメリカのレッドウィングの派遣生も紹介され、
巨大クラッカーでオープニングを盛り上げた。




 そして最後は、めでたいもちまき。


 こうして始まった「きなはいや伊方まつり」。
途中、台風の影響で風が強くなり、大事をとってテントが撤去された。
 あわせて、楽しみな花火大会は明日27日に延期となった。

 ただし、夕方6時30分ころから港の広場で、伊方踊り大会は実施される。
ひと汗かいてこよう。

             岬人(はなんちゅう)
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Welcome to Hiraiso  レッドウィングの娘さん

2015-07-26 | ブログ
 昨夜、8時前に2人のレッドウィングの娘さんたちがわが家にホームステイ。
29日まで。
 娘が作ったカードを部屋にはり、歓迎。


 

 たくさんのすてきなお土産を家族一人ひとりにプレゼントしてもらった。
私には、シンプルなレッドウィングTシャツ。



 今日は、きなはいや伊方まつりに参加。
喜んでもらえたらうれしい。


                岬人(はなんちゅう)


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今夜からホームステイ受け入れ

2015-07-25 | ブログ
 浅野家始まって以来の新しい歴史が始まる。
今夜からアメリカミネソタ州のレッドウィング市から来町している高校生2人をホームステイとして受け入れる。

 妻と娘たちは、彼女らといっしょに買い物。
残された私が、主婦ならぬ主夫として受け入れ準備に大忙し。

 おもてなしの心を大切にしたい。
そう思うと、まだけっこうあれこれとあるものだ。

 四国地方は昨日梅雨が明け、今日は昼前からとてもいい天気。
蝉の声も聞こえ始めた。

 日本文化である布団で寝てもらうために、お日様に干す。



 海を見おろせば、もう夏の海。
フクロイセの浜がとてもきれい。



 海がないレッドウィング。
彼女たちは、海で泳ぐことをとても楽しみにしているようだ。

 平礒の浜はどこでもプライベートビーチ。

 さてと次は玄関の掃除。
花をおいて、お出迎えをしよう。

 
         岬人(はなんちゅう)

 
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26日(日)は、きなはいや伊方まつり

2015-07-25 | ブログ
 明日26日(日)は、きなはいや伊方まつり。



 準備も着々と進んでいるようだ。
夜は、花火大会もある。



 梅雨が明けた四国に暑い夏がやってくる。


               岬人(はなんちゅう)
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第19回 伊方町・レッドウィング姉妹都市としてのつながり

2015-07-24 | ブログ
 伊方町は、19年前からアメリカミネソタ州のレッドウィング市と姉妹都市のつながりをもっている。
レッドイングといえば、ワーキングブーツのレッドウィングシューズが有名。

 私も5年前に初めて引率し、訪れた。
とっても自然豊かなまち。
人も気さくで親しみがもてる。

 そんなすばらしい事業に今年、娘が参加できることになった。
昨日は、その結団式・記念植樹・歓迎会。


                              「結団式 4名が派遣される」


                              「伊方町レッドウィングパークに記念植樹」


                              「歓迎会」


 明日からわが家にも2名の高校生がホームステイすることになっている。

 違いは、豊かさにつながる。

 間もなく梅雨明け。
アメリカから熱い夏がやってくる。

         岬人(はなんちゅう)
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娘たちの最後の試合 ~君の汗、輝く一滴、勝利の雫~

2015-07-22 | ブログ
 昨日7月21日は、娘たちの最後の試合、愛媛県中学校総合体育大会。
汗が流れ落ちる暑い夏も、北風吹き付ける凍える冬もがんばってきた。
八幡浜・西宇和の予選を勝ち抜き、最後となる県大会。

 相手は、強豪ひしめく越智・今治地区から勝ち上がってきたペア。
後衛の強気なストロークがそれを物語っていた。

 それに対し、一本の強さは弱いが、ねばり強く、絶対にあきらめない試合を展開する娘たち。
 1ゲーム目、いきなりサービスキープ。
レシーブゲームをとりやすい中学校ソフトテニスにおいて、とても良いスタート。
2ゲーム目のレシーブをとると思いきや、固さがみられ、ねらいもわずかにそれ、レシーブゲームを落とす。

 その後またしても、サービスをキープ。
そしてレシーブもとり、3-1と圧倒し、王手をかける。
次のサービスゲームをわずかな差で落とし、3-2。
追いこまれても強気に攻める相手ペア。
わずかなところでボールに嫌われる娘たち。
続くレシーブゲームも落とし、3-3のファイナルゲーム。



 流れが相手にあるなか、始まったが、気持ちをきりかえ、途中5-3のリード。
7ポイント先取なので、圧倒的に有利。
しかし勝利は遠い。
強気な相手がまたしても追いつき、逆にマッチポイントをにぎられる。
祈るような次の1本。
取り返し、デュース。
ねばり強く、ボールにくらいつく娘たち。
これで今までも勝ち上がってきた。

 勝利の女神は相手に微笑んだ。
そして娘たちの3年間は終わった。



 うまくいかないことはたくさんあったが、
ここまで打ちこんできたことは、娘たちを強くたくましくした。

 部活動のすばらしさはそこにある。
青春のかけがえのない思い出となった。

試合後、監督や私たちといっしょに応援に来てくれた祖父母に
「応援ありがとう。」
と気丈に言う娘たち。
 目は赤くなり、涙を浮かべていた。

 思うような試合ができず、ずいぶん悔しい思いをしていることを察することができる。
それでも気持ちをしっかりと持ち礼を尽くす姿。

「君の涙、輝く一滴、勝利の雫」
人生において、大きな雫となるだろう。
 



          岬人(はなんちゅう)




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愛媛 文教月報 ~キャシー・デビッドソンの分析~

2015-07-20 | ブログ
 愛媛の教育界が発行している「文教月報」という機関紙がある。
今月7月号の一面は、お世話になっている教育界前理事長の田鍋さんの退任あいさつ。
そして一昨日知り合った一色新理事長の就任あいさつ。

 その下に気になるコラムがあった。
「昨年末出された高校大学接続・入試改革に関する中教審(中央教育審議会)答申でも1つの根拠とされた
キャシー・デビッドソン氏の分析が注目されている。
 氏によると、2011年小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業後、今は存在しない職業に就く
というのである。」
 
 アメリカの話ではあるが、日本においても、1950年には48%が第一次産業(農林水産業)に従事していたことや
時代の加速度的進展を考えると、的を得た指摘かもしれない。

(産業就業者の割合の推移)
 

(産業別就業者数の推移)


 では、このような時代に教育はどうあらねばならないのか。
子どもたちに、いわゆる学力の三要素をしっかりと身につけさせる。
そのための授業改革を着実に実施する。
 そして、新しい時代に通用する創造性を育てる。」


 第一次産業についてさらに調べてみると、
今から140年前の明治初期、従事者は80%以上。
100年前でも、70%以上の人が農林水産業で働いていた。
 今は、2005年で4.9%。

 逆を言えば、現在の職業がこの後もずっと残っていくかは、
全く予想がつかないということは確かなことだろう。


 教育が果たす役割は大きい。
 教育の三要素とは、
① 「基礎的・基本的な知識・技能の習得」
② 「これらを活用して課題を解決するための思考力・判断力・表現力など」
③ 「意欲的に学習に取り組む態度」


 これらは、いかなる時代になろうとも大切なもの。
しっかりと根をはれる教育をめざす。
田舎だからこそ、むいていることだと思う。

           岬人(はなんちゅう)


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台風の備えと後かたづけ

2015-07-20 | ブログ
 備えあれば憂いなし。
どんな小さなことでも備えを大切にする。

 このことは、父から教わったことであり、歳を重ねるごとに大切にしていること。
備えが、とりこし苦労に終わることも多い。

 今回の台風11号。
我が家では、毎回子どもたちと家の雨戸(シャッター)閉めや家周りの飛びそうなものを処理することをいっしょにする。
妻は、停電に備え、食べ物を調達。

 家のつくりがしっかりとしてきたため、昔のように瓦が飛んだり、窓が壊れたりすることはなくなった。
でも自然は恐ろしい一面もあるということを、しっかりと子どもたちには教えておく必要がある。
それは、大切な財産を失わないこと、そして何より命を失わないことにつながる。

 備え以上に気が進まないのが、後片づけ。
テンションが一気に落ちるが、
「いい片づけをしなければ、いい仕事ができない。」

これもまた農業一筋で生きてきた父の教え。

 玄関まわりのプランターをもとどおりにし、水やり。
そして吹き飛んだ枝や葉っぱで見苦しくなった小道を掃き掃除。
気が進まず、やり始めた掃除もだんだんと気持ちが入ってくる。
そして少しずつきれいになっていく様子がうれしい。

 掃除とは、まさに修行なんだと改めて思った。



 そんな昨日を過ごし、今朝出勤で釜木を通ったときに、
心が洗われるような光景を見た。



 腰が曲がったおばちゃんが、道路をホースで洗いながら、掃き掃除をされていた。
道路というみんなが使うものを、気持ちよく使ってもらうために、
自分ができる範囲のことをする。
 私の亡き祖母もよくしていたことだった。

 人の喜びや幸せを思い、自分にできる範囲で自分を生かす。
戦前生まれの人に多い。
 田舎には、そんなお年寄りの姿がまだまだ残っている。
そんなふるさとが誇らしく思える。

          岬人(はなんちゅう)



 
 
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夏休み前の台風11号

2015-07-20 | ブログ
 愛媛県内の小中学校は、18日(土)から夏休みに入った。
台風11号の上陸で、終業式ができなかったらいけないので、17日にすでに終業式を終わらせた学校も多かったようだ。

 佐田岬の伊方中学校でも17日に終業式を行い、
18日は警報が出ており、自宅待機。
 朝9時頃に警報が解除されたので、午後から登校し、2時間の授業。
運動会練習のバンブーダンスとグループマッチ。

 台風による大きな被害はなし。

 ただし、小さな被害はあった。
 18日朝、いつものように釜木を経由して伊方への出勤途中、
釜木で道路横の古い空き家が倒壊して、道をふさいでいた。
 撤去を試みるが、一人の人力ではビクともしない。
仕方なくあきらめ、元来た道を戻り、二名津まわりで伊方へ向かった。
途中、区長の考あんちゃんに連絡し、撤去処理の連絡をお願いした。

 梅雨に入って、木や家が倒れ、釜木の道路をふさいだのがこれで3回目。
中には、車にノコギリや鎌をいつも積んでいる人もいる。
そして台風後には、チェーンソーまで積んでいる人も。
災害にあったときは、できる範囲で自分で処理するということだ。
 田舎の人たちは、たくましい。



 昨日19日は、台風の影響か風がまだ強く、
名取の「馬の背」の波はまだ高かった。



           岬人(はなんちゅう)
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坂村真民と「まことやのパン」

2015-07-12 | ブログ
 愛媛県大洲市長浜によく立ち寄る「まことやのパン」がある。
パンのおいしさもさることながら、家族のみなさんとお話をするのが大好き。

 昨日も松山に行く途中、妻と娘といっしょに立ち寄った。
ドアを開けて「こんにちわ。」と言うと、
いつものように奥から「いらっしゃいませ。」と元気な声。

 最近、坂村真民さんに興味があり、調べている。



実はこの店には、坂村真民さんの詩がところ狭しと飾られている。

「念ずれば 花開く」を真ん中に、
私の目を引いたのが、
 真民さんから贈られた「まことやさんの パンのうた」 



 そして、感動の秘話を聞かせてもらった。

「まことやのパン」の店名にもなっている誠(まこと)さんと
師匠の坂村真民さんの真(まこと)。

 まことやさんの手づくりのパンのひみつは、
美しい愛とまことのねりあわせ


 私がつくりだすものに、どれくらい愛とまことがねりあわせられているだろうか?
まことやのおいしいパンをほおばりながら、そんなことをふと考えた。

                 岬人(はなんちゅう)

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平礒のクリーン運動

2015-07-05 | ふるさと
 昨日、朝のマイク放送が地区を流れた。
「日曜日に、クリーン運動を行います。」
とのこと。

 地域には自立が大切。
地域の課題は、地域で解決する。

 今朝8時。
選果場前に集合し、旦那さん家の三叉路に生い茂る木を切る。
一家に一人でいいのだが、わが家は、家族5人で参加。
 地域の人たちと力を合わせて、地域をきれいにすることは、
平礒を大切にすることにつながると考えたから。

 きれいになっていく様子を。


                                    (ビフォー)


                                    (アフター)


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                                    (アフター)


 さすがみなさん農家なので、チェンソーや鎌・ナタを使うのは手慣れたもの。
どんどんきれいになっていった。
 やはり、体を動かす職業はすごい。
生きる力がみなぎっている。

 最高齢は、90歳のお春おばちゃん。
一枝でも手伝えたら、ということで参加してくれた。
これがお年寄りの底力。
田舎の、平礒の底力。


 最後は、選果場前で、飲み物と田村菓子舗のあげパンをいただいて、
少しばかりの雑談。

 こんな時間、こんなつきあいが大切だ。



 雨が降らなくてよかった。

           (岬人 はなんちゅう)
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雨に立つ息子

2015-07-01 | ブログ
 今日から7月。
今年もちょうど半分が終わった。

 昨日からこちらふるさと佐田岬もかなりの雨が降った。
昨夜は、バケツをひっくり返したような雨。

 今夜、写真のとおり、釜木のフナセでは、いつもなら大したことのない川が、
かなりの水量で、まるで滝のよう。



 そして、道路は冠水。



 知らない人だったら、立ち往生するだろう。
様子を知っている私は、迷わず車で走りぬける。
水しぶきが車の高さくらいにはね上がる。

 これほど激しい雨が降ったということ。

 今朝、まだまだ雨が降っていた。
妻は息子の登校の安全を気にして、
「今日は車で連れて行ってあげようか?」

 私とそんな会話をしていたなか、息子はいつもと変わらぬ感じで朝食を食べ、
出発の身支度をする。



 長靴をはき、雨合羽を着て、7㎞離れたアップダウンの激しい山道を学校へ向かう。
そんな姿に田舎者のたくましさを感じた。

 「風に立つライオン」ならぬ「雨に立つ息子」。

 そして、「自分もがんばろう。」
そう思った父であった。

             岬人(はなんちゅう)
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