喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

頑張らず頑張っていきましょう

2014-03-30 | ブログ
 久しぶりに書いたブログに、何とコメントがあった。
尊敬する双海町の若松進一さんからだった。

 若松さんのひと言や関わりは、いつも自分をふりかえるきっかけとなっている。
本当にありがたい。


 相変わらず忙しそうですね。
「忙しいことを理由にするようじゃ半人前」
な~んて格好いいことを言っていますが、余り無理をしないで下さい。

 異動はなかったのですか?。
私の町の双海中学校は、校長先生が一年で変わりました。
管理主事になるようですが、理由はどうであれ校長先生を一年で異動させるようでは?と、首を傾げたくなります。

 異動がないと「大事な人だから置いてもらった」と思い、
異動があると「求められているからだ」と思えばいいのです。

 与えられたその場その場で全力投球です。
頑張らず頑張って下さい。

                人間牧場主 若松進一




 最後のひと言など、まさに若松さんらしいひと言。
「頑張らず頑張る」

 気にしていただいた人事異動はなかった。
ふるさとの地元で働ける幸せ。
4月から7年目にはいる。

 ただ、職場などでは短期間での驚くような異動があった。
その背景としては、南予地方では毎年10校ほどの小中学校が統廃合のためなくなっている。
したがって職場が少なくなり、遠く中予・東予へ異動せざるをえないという状況になっている。

 同級生の女性も何と松山の小学校へ異動となった。

 何はともあれ、若松さんの言われるように
「与えられたその場その場で全力投球」

 明日は、3月31日、今年度最後の日。
1年の節目となる日。

               岬人(はなんちゅう)

 
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情報の特徴

2014-03-30 | ブログ
 3月年度末。
 10日ほど前からいろいろなことが立てこんで、
なかなかブログも更新できていない。

そのせいか3年ぶりくらいにみる訪問者の少なさ。

気づいたことが3つある。

1つ、「情報は、新しいものに更新されなければならない。」
1つ、「情報は、定期的に発信されなければならない。」
1つ、「情報は、タイムリーでなければならない。」

 この10日間ほどは、この3つができていない状態。

 義務感でブログを書いているのではないので、苦痛なわけではない。
むしろその逆で、1つ1つが大きな出来事で、中途半端には書き残したくなかった。

 タイムリーではないが、少しずつ整理しながら書き記したい。

 昨日から佐田岬は、強風と雨で春の嵐。
せっかく咲き始めた山桜が、桜吹雪にならなければいいが。

 間もなく9時から平礒の地区総会。
参加し、よりよい地域づくりを考えていきたい。

             
                   岬人(はなんちゅう)
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努力には夢がある〓

2014-03-26 | ブログ
年度末の忙しさ
心はなくさないようにしたいものだ

昨日は、愛媛県内ほとんどの学校が修業式 今日から春休みに入っている

三崎中学校ソフトテニス部は、今日から一泊二日で国立大洲青少年交流の家にて、恒例の春合宿 午前中は、何とか天気がもち、
大洲北中学校と練習試合

午後からは、雨が降り始め、体育館で基本練習をみっちり行った

夜の練習もあり、先ほど8時30分に終了

子どもたちは、がんばりきった
努力できるという才能をもっている

これは一生大切なもの
努力には夢がある
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結婚式に参列

2014-03-23 | ブログ
今日は、教え子のあずさの結婚式 半年前に招待状を受け取り、すぐにスケジュールをおさえた まだ先のことと思っていたら、春の足音が聞こえはじめてからが早かった

神埼口まで妻に送ってもらい、6時50分の伊予鉄バスに乗りこんだ 佐田岬半島の尾根のメロディーラインを朝日に向かって走って行く 途中から瀬戸内の夕焼けこやけラインへとつながり、松山市駅着は、9時27分 2時間30分のバスの旅
今日の結婚式を祝福するかのような快晴の空

思い出の結婚式になりそうだ
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アラスカに渡った教え子

2014-03-18 | ブログ
 今日の夕方、部活動の指導をしていたときのこと。
 中学生といっしょに運動場を走り、
終わったところで、息を整えながらストレッチをしていた。

 30メートルほど向こうから運動場に入ってくる1人の女性が見えた。
スラッとしたスタイルで、茶色の長い髪、上品な洋服姿が都会的。

 と、次の瞬間、そのシルエットに見覚えがあった。
まさかと思ったが、「有沙紗かい?」と声をかけてみた。

 すると手を振ってこたえてくれた。
そのとおり。
18年前の伊方中学校での教え子。
彼女とは、卒業し成人してからも年賀状・メールのやりとりがあった。
それでも実際に会うのは10年ぶり。

 なつかしさとうれしさで話もはずむ。
こんなときは、お互い一気にあの頃に戻るような感じがする。
 テニスコートの外で部活動を見ながら、当時一生懸命汗したテニス部の話、
高校時代、大学時代、看護師として働き始めてからの話、
そして結婚をしてアラスカでの生活のことなどつきることがなかった。

 これまでの経験やその時々の考えなどを聞いていると、そのすばらしさに胸が熱くなった。
もう教え子という関係ではなく、人としての魅力をずいぶんとそなえていた。

 夜の会合があったので、別れたが先ほど次のようなていねいなメールがあった。

「先生、ありがとうございました‼
突然、連絡もせず うかがってすみませんでした。
どうしても式の前に会いたくて三崎まで行ってしまいました。
お会いできて本当に嬉しかったです。
 
 三崎丼ごちそうさまでした。
先生とお話していると中学生の頃の自分を思い出し、懐かしい気持ちにもなりました。

 いつかアラスカで会えたら最高に幸せです。

 結婚式と27日にお会いできることを楽しみにしています。
本当にありがとうございました。」



 そう、彼女は間もなく3月23日に結婚式をあげることになっていて、私も招待されている。

 愛する母の三回忌と結婚式のために一時帰国した。
ふるさと佐田岬の山々には、やがて山桜が咲き始める。
まるでこの時期を待っていたかのように。

 彼女が、言った言葉が印象に残った。

「私は働いていた京都の桜もきれいだと思うんですけど、ふるさとの桜がやはり一番好きです。」

 人はみな、ふるさとを抱いて生きている。


 今、彼女から贈られたスモーク・サーモンとアラスカの写真集を見ながら、
アラスカへの思いを広げている。

おりしも北極圏に位置するアラスカのブルックス山脈で3月18日、オーロラ爆発が観測されたというニュースと映像。
午後11時半ごろ発生したオーロラが真夜中の0時過ぎに全天に広がり、地上は強い光に照らされた。
ブルックス山脈を2時間ほど照らすと、空の彼方へ消えていったようだ。







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喜久家国際ワークキャンプ2014 交流会

2014-03-17 | ブログ


 3月15日、土曜日。
わが家で、喜久家国際ワークキャンプの交流会が開かれた。

 ワークキャンプメンバー6人に加え、
あちらこちらから総勢22名が集まり、楽しい交流会。

 人口50人ほどの平礒の半分近くのにぎやかな集まり。

 いろいろな話で盛り上がっていた。

 今回のワークキャンプももう間もなく、20日で終わる。
思い出の1日となった。


                岬人(みさきびと)
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15歳の教科書

2014-03-14 | ブログ
 県立高校入試も終わり、愛媛県の中学校では17日の卒業式を待つばかり。
人生の最初の選抜試験に向け、それぞれが一生懸命勉強してきたことだろう。

 ふと立ち止まって考えると、
「自分は、なぜ勉強し、なにを勉強するのだろう?」

 そんな質問をされたら私たち大人は、どう答えるだろう。
以前買って読んだ本に「16歳の教科書」というものがある。
本棚から取り出し、再びパラパラとめくってみた。



「なぜ、大学に行くのだろう?
親や先生が行った方がいいというから?
友だちほとんどいっているから?
就職に不利だから?

 これだけが理由であるなら、行く意味はあまりない。

なぜなら、これらは、すべて『自分の外にある理由』だから。

 自分の人生なんだ。
自分でしっかりと決めないと。

 ただなんとなく、多くの人がそうしているから大学に行こうとしている。
そしてなんとなく勉強している。
あれほどたいへんな教科の勉強も、あやふやな理由で勉強しているだけかもしれない。

 もちろん、大人も勉強する。
それは、仕事に必要なものがほとんど。
勉強する理由、しなければならない理由は、しっかりとあるのが大人の勉強。
 だから関係しない勉強はほとんどしない。

 では、なぜ子どもたちは、大人たちもしないような勉強をするのだろう?
何を学ぼうとしているのだろうか?

 だから、16歳という今、真剣に考えてほしい。
自分が勉強する理由、そして何を勉強するかを。」



 私たち大人もしかり。
勉強って、自分を豊かに成長させていくためにあると思う。
そしてそんな自分が、誰かの何かの役にたてれば幸せ。

 自分の内にある理由を考えてみよう。
勉強に対して、みえてくるものがちがってくるはず。

 まもなく中学校を巣立っていく15歳の若者たち。
そんな若者たちに語れる自分でありたい。
見せられる姿をめざしたい。

                   岬人(はなんちゅう)
         

 
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佐田岬の春の嵐

2014-03-13 | ブログ
 昨日は暖かい4月を思わせるような陽気。

まさに「三寒四温」とはよく言ったものだ。

 今朝は、昨夜から降り始めた雨と強風。

春の嵐といったところ。ただし、なま暖かい。

 佐田岬半島の風物詩である山桜のつぼみもふくらみ始めている。

明日、雨が上がり少しずつ春の足音が近づいてくるだろう。


                    岬人(はなんちゅう)
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愛媛県立高校入学者選抜試験

2014-03-12 | ブログ
 いわゆる高校入試。
昨日3月11日と今日12日が試験日だった。

 人生で初めて味わう選抜試験。
そんな節目を経験しながら成長していく。

 四国最西端の三崎中学校の子どもたちの多くは、
地元の三崎高校を受験。

 よくがんばったと思う。
今夜は、ゆっくりとお休み。

        
              岬人(はなんちゅう)
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喜久家国際ワークキャンプ2014 歓迎会

2014-03-09 | ブログ


 3月7日、金曜日。
いよいよ喜久家国際ワークキャンプ2014が始まった。
夜は、歓迎会。

 メンバーは、杉浦君をリーダーとして
ふみちゃん、かおりちゃん、さえちゃん、ベトナム出身のミン、そして中長期ボランティアでネパール出身のシロン。
みんな明るく、とても情熱が伝わってくる。
こんな新しい春風を感じながら、田舎は元気づくことはまちがいない。

 田舎の暮らしや仕事に誇りをもつことができる。
それは、地域づくりにとって最も大切なことだと思う。

 歓迎会は大いに盛りあがった。
 受け入れの田村よっくん、村市君と2人の息子たち、大佐田の木野本のぶくん、浅野良あんちゃん、
弟の洋海。
 これに加えて、今収穫の手伝いをしてくれている河野広、白澤慶悟、そして名児耶君。
関西ナイススタッフの宮岡のんちゃん、合計18名での歓迎会。


 夜7:30分から始まったものの、
さまざまな話で盛り上がり、あっという間にごぜんさま。

 久しぶりに平礒の夜がにぎやかだった。

 早速、昨日日曜日の昼からワークが始まり、
今朝も7:30分にはそれぞれの場所へでかけて行った。

 メンバーにとって収穫の多い2週間であってほしい。
なにしろ田舎には、
「ないものは、ない!」
のだから。

                    岬人(はなんちゅう)
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アメリカ産のデコポンの味

2014-03-06 | ブログ
 ロサンゼルスに暮らす大佐田出身のりえさんから、再びコメントが届いた。
昨日のブログ内容のつづき。

 ロサンゼルスの高級スーパーで販売されるようになったデコポンの味について。




「 ブログで紹介されるのなら
お店の写真を撮ってくれば良かったですね。^^

調べてみたら、SUMOはカルフォルニアの
アメリカ人農家で作られているとのこと。

誰が種を持ってきたのかな、と不思議でしたが
アジアではとっくに広まっていたんですね。

ちなみに、2個で5.9ドルでした。
為替ではなく感覚的にはだいたい一個300円。
こちらの果物相場ではめっちゃ高いです!


こちらのオレンジと比べるととっても美味しいですが、
日本のデコポンと比べると激マズですよ!笑

 これ一個に3ドル出す人が大勢いるなら、
本当に日本は農業でも世界を席巻してしまいますね。」


 
 何とも爽快なコメント。
とてもわかりやすい。

 それにしても、やはり日本の農家はすごい!
改めてそう感じることができた。

 りえさんに感謝。


                      岬人(はなんちゅう)

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ロサンゼルスで売られているデコポン

2014-03-05 | ブログ
 大佐田出身で現在ロサンゼルスに住んでいるりえさん。
三崎高校卒業の後輩で、妹と同級生。
 デザインのセンスが抜群で、あわせてものごとに対する考えがとても深い、
すてきな女性。
ふるさと佐田岬の大佐田が大好きで、平礒の喜久家プロジェクトをもずいぶんと応援してくれている。

 以前、りえさんから聞いた言葉が心に残っている。
「ふるさとから遠く離れていても、それぞれの場所からふるさとを応援していく方法はいろいろありますから。」
とてもうれしく、心強い言葉。


 今日、りえさんから次のようなビックリするメッセージが届いた。

「おさむさん、ついに日系スーパーだけではなく、
こちらの高級スーパーでもデコポンが販売されるようになりました。
 アメリカでは「SUMO」という名前です。」


 添付されていた写真。



 デコポンはすごい!
ロサンゼルスでもおいしさが認められ、高級スーパーで売られているのか。

 と感激していたら、
次のコメントにまたビックリ。


「アメリカ産です。」
 

 カリフォルニアで作られているのだろうか。

 アメリカ産に負けない安全でおいしい柑橘をめざす。
ふるさとのみかん農家のさらなる挑戦はつづく。

                  岬人(はなんちゅう) 
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ネパール出身の喜久家ボランティア  CELON SHERCHAN

2014-03-03 | ブログ


3月1日、新しい喜久家ボランティアがやって来てくれた。
名前は、CELON SHERCHAN 

 何とネパール出身。
現在は、イギリスに留学している。

 ネパール出身の喜久家ボランティアは初めて。
私自身、ネパールの人と出会うのも初めて。
イメージだけが先行している。

 知り合いのクライマー、谷口桂さんやその知り合いの野口健さんからの情報で
ネパールのことを知ることはある。
素朴で働き者といったイメージ。

 でもまさにシロンも全くそのとおりの人がら。

 帰宅すると母家で夕食を囲んでいた。
私との出会いに深々と礼をし、かたことの日本語で自己紹介をしてくれた。
私も握手をし、あいさつをする。

 
 聞きたいことがいっぱいあった。
わが家に上がってもらい、インターネットでグーグルアースなどを使ってネパールを紹介してもらった。



 とても使いなれている。
私など比べものにならないほど。

 ネパールでは、氷河湖の問題が深刻であることを聞いた。
これは、アルピニストの野口健さんも声を大にして言っていたこと。

 日本の小さな平礒という窓から世界が見えてくる。
そして世界の人々とのつながり。
ありがたいことだ。

                     岬人(はなんちゅう)
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