喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

四国最西端の中学校総合体育大会 ~女子ソフトテニスの途中結果~

2011-05-30 | ブログ
 台風の影響で2日間延期されていた八幡浜・西宇和地区総合体育大会
女子ソフトテニスの競技が実施されました。

 団体戦、三崎中学校は1回戦で松柏中学校と対戦し、
1-2で惜しくも負けてしまいました。
 優勝は、新人戦につづき瀬戸中学校。
部員6名で勝ち取った勝利です。

 午後2時から個人戦が実施され、
ベスト16が決まりました。
 
 三崎中学校では、井上・大岩ペア、上谷・阿部ペア、中島・中井ペアが残り、
明日8:30からベスト8入りをめざします。
 県大会出場への切符は、4枚です。

 梶原・梶原ペアと平尾・宇都宮ペアは、1回戦を突破できませんでしたが、
精一杯がんばりました。
 特に最後の大会となった3年梶原は、試合終了とともに涙があふれ出ていました。
そんな彼女を見るのは初めてでした。
 練習中大きな声を出し、チームのムードを盛り上げてくれた一人です。
そんな彼女の成長ぶりに、ただただ
「よくやったな。ナイスゲームやったよ。」
と言うのが精一杯でした。

 2年生ながら後衛で支えた梶原の目にも涙が光っていました。
彼女の涙にこれから期待したいと思います。

 勝っても、負けても四国最西端の田舎者の中学生は、
次をめざして歩みます。

                      岬人(はなんちゅう)

耕して天まで至る、段々畑 ~宇和島市遊子~

2011-05-29 | ブログ


 写真は、愛媛県南予地方の宇和島市遊子地区の段々畑です。

 昔は、この佐田岬半島も麦と芋が多く栽培され、同じような風景が広がっていたといいます。
 現在は、柑橘にきりかえられてしまったので、緑豊かな段々畑となっています。

 この段々畑は城郭のようにも見え、
ここまでのものを積み上げていく作業は、本当にすごいものであったでしょう。

 それを先人たちは、1つずつ積み上げ、
自分たちの生活を築いてきたのです。
ねばり強いですね。たくましいですね。

 この景色を見ながら、
先人たちに思いをはせるのも
楽しみなことです。

                 岬人(はなんちゅう)

田舎の情報化

2011-05-28 | ブログ
 今日は、八西地区中学校総体。
屋内競技は、予定どおり実施されました。
ソフトテニスは、台風の影響もあり、かなり延期されそうです。

 地区予選を勝ち抜いたチームは、
7月下旬の愛媛県大会、8月の四国大会、全国大会へとコマを進めます。

 さて、田舎のチームの活躍が期待されるところですが、
田舎の情報化について興味深いことを知りました。


『過去5,000年分の情報がたった1年で生みだされる!

 今まさに訪れている超高速な情報化社会では、
ものすごいスピードで情報の伝達が行われています。

 しかも、情報の発信源は、マスメディアから個人へと移り、
その進化自体もこれまでの比にならないほどです。

 例えば、あなたは知っていますか?
5,000万人に広がるまでにかかる時間を比較すると、

 ラジオで38年
 テレビで13年
 インターネットで4年
 iPodで3年
 facebookで2年

と言われています。
どうです、すごいと思いませんか?

 さらに、その情報量の増え方もハンパではありません!
 この1年に4エクサバイト分(1エクサ=百京)の新しい情報が生み出されており、
情報量は、過去5,000年の総情報量よりも多いと言われています。

 そんな情報があふれ出す、情報化社会の中では、
もし、あなたが情報を発信したとしても、
情報の海の中へ深く埋もれていくばかり。

 では、どうすれば、
あなたの情報を多くの人へ伝えられるのか?』

 なるほど、まとめると
1 個人で誰でも、世界へ向けて情報を発信できる
2 世界のより多くの人に、短時間で情報を伝えることができる
3 自分の情報を受け取ってもらうための工夫がカギをにぎる

 そうですね。
太平洋の中に石を投げこむ波紋と同じことですね。
 見向きもされない波紋となるか、
見てもらえる波紋となるか。

 すごい情報化の時代になったものです。
この情報は場所を問わず、田舎からも発信、受信できるのです。

 写真は、平礒の我が家から見える風景です。
この情報も世界へとつながります。


                  岬人(はなんちゅう)

東洋のマチュピチュ

2011-05-27 | ブログ


 ここが最近有名な観光地となっている「別子銅山の東平地区」
ポスターのネーミングにひかれました。

 「1万人が暮らした天空の村」

 銅を掘り出す最盛期には、この奥深い山に1万人が暮らしていたというのです。
 閉山されてからは人がいなくなり、木が生い茂っていて、
今や当時をしのぶことはできません。

 松尾芭蕉が書いた「奥の細道」での終点の句を思い出します。

 「夏草や兵どもが夢の跡」

 その天空の村に今再び光があたっています。
わからないものですね。
地域の魅力って。      

                     岬人(はなんちゅう)

郷土の誇り、愛媛県庁の歴史

2011-05-26 | ブログ
 威風堂々とした愛媛県庁。
全国で三番目に古く、郷土の誇り。

 よくよく考えると、太平洋戦争での空襲を経験した中で、なお残ってきたのはすごいことです。
守衛さんが教えてくれたことですが、
戦時中は空襲を逃れるために建物を真っ黒に塗りかえていたそうです。
 
 黒塗りの愛媛県庁。
 今は白亜の殿堂。

 時代を感じました。

               岬人(はなんちゅう)

愛媛県庁へ行こう

2011-05-25 | ブログ


 写真は、愛媛県庁本館。
なかなかの風格がただよっています。

 先週、県庁新館に用務がありました。
お昼ご飯に食べようと買っていた「まことやのパン」をどこで食べようかと外を探していました。
 ふとっ、県庁本館が目にとまり、せっかくなので間近で見てみました。
そんな私を見て、守衛さんがあやしむこともなく、
県庁に関するいろんな話をしてくれました。

 県庁の建物といえば、
宮崎県庁が有名になりましたが、
建物の古さランキング。

1 大阪府 1926(大正15)年
2 神奈川県 1928(昭和3)年
3 愛媛県 1929(昭和4)年

 ということで、
愛媛県庁は全国で3番目に古い建物なのです。

 さらに守衛さんが、
「どうぞ中に入ってご自由にご覧ください。」
この言葉にはビックリしました。
中を自由に見ていいようなのです。 

 田舎者の私にとって、用事もない県庁の中を自由に見るなんて
思いもよらないことだったのです。

 それでは次のブログでは、県庁の中をご案内します。



                岬人(はなんちゅう)

まことやのパンとドトールコーヒー

2011-05-24 | ブログ
 毎週のように松山出張。 
四国最西端から車で2時間30分くらいかかります。
この時間は松山から北海道への飛行時間と同じくらいです。
それを思うと秘境に近いものがあります。

 途中必ず立ち寄るのが大洲市長浜のまことやのパン屋さん。
お昼に食べるパンと家族へのお土産パンを買います
店をついでいる息子さんが、とびっきりの笑顔で迎えてくれます。
そしてさまざまな話に花が咲きます。

 お客さんは、おいしいパンはもちろん、この人にひかれてくるのだと感じます
真心をさしあげるのが商売なのかもしれません。

 お昼には、真心のつまったまことやのパンとロサンゼルスのりえさんおすすめのドトールコーヒーをいただきます。

 幸せなひとときです

天空の泉

2011-05-23 | ブログ


 我が家のバルコニーからの撮影です。

 手前に花を咲かせ、さわやかな香りをただよわせているみかん畑、
その下には釜木湾、右側にエメラルドグリーンの浜、フクロイ瀬。
 湾の向こう側には、霧で隠れようとしている釜木の山が見えます。

 佐田岬では、この時期から夏にかけて、海水と気温の温度差で霧が発生します。
海温に対して、わりあい気温がひんやりとしているので、
とてもさわやかな感じです。

 まるで天空を思わせるような。
入り江が深い釜木湾は、泉のようにも見えます。
 天空の泉。

 未来に残したいふるさとの風景の1枚です。

                     岬人(はなんちゅう)

佐田岬ふるさとウオーク

2011-05-22 | ブログ
 昨日、佐田岬ふるさとウオークが開催されました。
喜久家プロジェクトの1つとして、浅野農園では、清見タンゴールとジュースの差し入れサービスをしています。
 喜久家プロジェクトをスタートした年に、海外ボランティアといっしょに始めたので4年目になります。
アメリカのエバンと韓国のヘキョンがいました。

 佐田岬ツーリズム協会の協力も得ながら参加者に笑顔と清見のサービスを続けてきました。
昨日のスタッフは、金繁沙里ちゃんと宇都宮雅美ちゃん、佐田岬ツーリズムの高月さんと水本さん。
昨年とは場所を変更してゴール付近で。
 参加者がぞくぞくとゴールして、喉の渇きと栄養補給に来られたそうです。
毎年参加されている人たちは、浅野農園のサービスをとても楽しみに歩いているようです。

 中に、「今年ももう少しがんばればあの清見タンゴールが食べられるとがんばったけど、いつもの場所にはなく、残念に思ってました。ところがゴールに浅野農園があったので、うれしくてうれしくて、最後においしくいただきました。本当にありがとうございました。」
という感想をたくさんいただいたようです。
 こんなつながりっていいですね。

 これからも自分にできることから、ふるさとを応援していきます。

喜久家の交流会

2011-05-21 | ブログ
 今夜、間もなく喜久家で交流会が開かれます。

 メンバーがまたすごいです。
どんなお話になるか楽しみです。

 メインは、「アートによる佐田岬づくり」

 電話、メールででも参加してください。
お待ちしています。

 様子は、実況中継か明日報告します。

               岬人

佐田岬ふるさとウォーク2011

2011-05-21 | ブログ
 今年もやってきました、「佐田岬ふるさとウォーク2011」

 たくさんの人たちが思い思いのペースで、
ゴールをめざしていました。

「こんにちわ」とあいさつすると
「こんにちわ」というさわやかな返事が返ってきました。

 今日は、風が強かったですが、
まずまずの天気で、日本一細長い佐田岬半島を満喫できたのではないでしょうか。

 浅野農園でも「喜久家プロジェクト」の1つとして、
毎年清見タンゴールとジュースのさしいれをしています。

 毎年歩かれている方の中には、
顔見知りができたり、
「この清見タンゴールを楽しみにここまで歩いてきたんよ。」
とうれしいことを言ってくれる人もいます。

 今年の様子はどうだったか
今夜、喜久家での懇親会でじっくりと聞いてみたいと思います。

                  岬人

岡山シーガルズ 三崎に来る

2011-05-20 | ブログ
ブログを2日間も空けてしまいました。
仕事の極秘任務とバレーボール、プレミアムリーグの岡山シーガルズが三崎に来ていたためです。

 オフシーズンに入ったこの時期を利用して、昨年も来てくれました。
河本監督、中田コーチ、セッター岡野選手、そして今年初めてスパイカー森選手。
岡野、森選手は、過去世界選手権にも出た一流選手です。
 みなさんの魅力は、とても親しみやすいということです。
雲の上のような存在なのに。

 2日間、三崎中学校女子バレー部の練習を指導していただきました。
そして夜は、えびすや旅館と中村電器さんの家で懇親会にも。
 さまざまなお話を通して、みなさんの魅力をとても感じました。
田舎の三崎中学校の子どもたちにも、私たち大人にも夢を与えてもらいました。

 この出会いをどうつなげていくか、それがとても楽しみです。
自分の関わりしだいで、夢はふくらみます。

親知らず

2011-05-17 | ブログ
 歯医者は、嫌なものです。
できることなら行きたくないのが本音。

 今でこそ、歯みがきが楽しみになっていますが、
子どものころは歯みがきの生活習慣もついておらず、
ずいぶんと痛めてしまいました。
 今は、その頃治療した歯が不具合をおこし、再び再治療している状態です。

 先日、親知らずのつめものがとれてしまい、
今日歯医者に行きました。
すると先生は、無情にも
「親知らずですから、抜いておきましょうか」と。
 かなりしっかりとした親知らずだったので、
たいへんでした。
 抜き終わり、ぽっかりと空いた穴と、
抜かれた親知らずを見てブルーな気持ちになりました。
 記念に抜いた歯をもらい歯科を出ました。

 親知らずについて調べてみました。
「顔の中心から奥のほうへ数えて8番目の歯を親知らずといいます。
 この歯は生える時期が極端に遅く、
平均寿命が短かった昔では親が死ぬ頃になって生えたことからこのように名づけられました。
 正しくは、智歯(ちし)または第3大臼歯(だいきゅうし)といいます。」

 大人の永久歯は、32本らしいです。
 80歳で自分の歯を20本残そう、という「80・20運動」がありますが、
どうも20本は残りそうにありません。

 虫歯のない歯っていいですね。

田舎の二名津小学校

2011-05-16 | ブログ
 娘たちが通う二名津小学校。
全校23名の小さな小さな学校。
それだけに地域からはあたたかい目で見守られています。

 昨日は日曜参観日。
その後は、学校美化活動。

 18世帯しかいないのに27名の親が集まり汗を流しました。
つまり、夫婦そろって奉仕活動をしてくれたところも多かっようです。

 夜は、PTA懇親会で、とても盛り上がりました。
先生方と飲むととかく子どもの話ばかりになりがちで、何かおかたい感じになりやすいです。
したがって、我が子の話はほとんどせず、地域のいろいろな話をしました。
お話でも酔いそうなくらい、本当にいい懇親会でした。

 二名津小学校の先生方は、勢いがあって本当にすばらしいです。
家庭、学校、地域がよくまとまった、そんなすてきなところが、ここにあります。

                           岬人(はなんちゅう)

香りのある風景 「花橘」

2011-05-14 | ブログ


「香りのある風景」ってありませんか?

 きっとあると思います。
今、佐田岬ではみかんの花がいっぱい咲いていて、
ものすごくさわやかな香りがただよっています。

 ぜひ、田舎に来てみてください。
佐田岬に来てみてください。
平礒に来てみてください。

 見ごろというか、香りごろは
あと1週間。

 花橘は、ちっちゃなかわいい花です。


 来週の土曜日は、
「佐田岬ふるさとウォーク」があります。
喜久家プロジェクトでは、給水ポイントならぬ
毎年清見タンゴールと清見ジュースのポイントを設けて応援しています。

 なお、ボランティアを募集しています。
みんなで楽しく・笑顔で応援しましょう。

           岬人(はなんちゅう)