喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

熊本阿蘇の夜

2011-07-29 | ブログ
 何と、昼間は佐田岬にいたのに、
今は熊本県阿蘇山のふもとにいます。

 わずかの休みをぬって、
家族で旅行です。

 阿蘇は、私たち家族の大好きな場所のひとつ。
息子も生まれて3ヶ月のころ、連れられて阿蘇に来ました。
 もちろんそんなことは写真でしか知るよしもないのですが、
ふり返ってその頃の様子を話してやると、
とても興味深そうに聞きます。

 家族が5人になってからは2年ぶり。
前回は、仙酔峡へ向けて山登りサイクリングをしました。
 娘たちは、途中涙目になることもありましたが、
登りきったときは、はちきれんばかりの喜びを表現していました。

 今回は、阿蘇神社付近、水基めぐりをします。

 阿蘇の夜は、平礒とはまたちがい、とてもきれいです。

                岬人(はなんちゅう)

人間ドック

2011-07-28 | ブログ
 ふだん手荒くあつかっている自分の体を時には検査することは大切。
昨日は、松山市の愛媛県総合保健協会で人間ドックを受診しました。

 できるだけ、早く終わりたいため朝6時に家を出発し、
8時15分に到着。
それでも順番は、28番。
昼食をはさみ、終わったのが午後2時前になりました。

 人間ドックでは、利用者のさまざまな意見を聞きながら、
毎回ちがった病院や機関を利用しています。

 今回の愛媛県総合保健協会は、かなりよかったです。
建物や室内もきれいで、明るく、においもなく、快適でした。
 目や鼻が受ける印象はとても大きいことを思うと、
心配りがよくされていました。

 またスタッフも何と女性だけ。
多くの言葉がけや対応がやわらかく、
とても心地よく感じました。
 曜日によって、男性と女性を分けていることも
大きなポイントだと思います。

 このような工夫を重ねることで、
利用者の信用を得ていくのだと思いました。

 さて、結果は全く問題なし。
「模範的的な検査結果ですね。」
と言ってもらいました。

 これからも夏ばてやビールの飲み過ぎなどに注意し、
自分の体を大切にしていきたいと思いました。



夏休み

2011-07-28 | ブログ
 世間では学校に勤める人(教職員)は、
夏休みだからとても暇だろうと思いがちです。

 ところがその実際は、とんでもない。
夏休みというのは、子どもたちに関係するもの。

 私たち教職員は、毎日のように学校に出勤しています。
そして、普段ではとられない出張がどんどん入っています。

 私自身、夏休みに入って1週間経ちますが、
まともに休んだのは1日もありません。
もちろんそれは、私だけのことではなく、ほとんどの人がそうなのです。

 
 

里帰り1 ~平礒喜久家へ~

2011-07-27 | 喜久家の情報
 2008年が明けた頃、アメリカニューヨークで生まれ、育ち、
イギリスへ引っ越したレイセン・ブラウから連絡がありました。

『お元気ですか。ご家族のみんなさんもお元気ですか。

 自分はとても元気ですよ。今イギリスに家族に会いに帰ってきました。
うれしいです。

 そのあとは、8月に日本へ行こうと思っています。
それになったら、ひらいその方へ行ってもいいですか。

 みなさんに本当に会いたいです。
久しぶりです。

 では、レイセン』

 彼は、体格は大きくなかったのですが、
本当によく働いてくれました。
そして、人の話をじっくりと聞けるやさしさがありました。

 平礒の人たちからも大人気でした。
こんなふうに、かつて活動してくれた人が再び里帰りしてくれることは
本当にうれしいことです。

 小さな小さな田舎から
世界が広がっています。


免許状更新講習、愛媛大学 鶴見教授

2011-07-24 | ブログ
免許状更新講習の歳まわり。 全部で5コマ。 今日は2コマ目。 楽しみにしていた愛媛大学農学部、鶴見教授のプロジェクト学習法。 定員を20名も上回る50名で、バスに乗り鶴見教授の自宅がある東温市の山奥へ。 海抜が500メートルあり、下界に比べるとずいぶんと涼しい。特にアスファルトの照り返しではなく、土や草からなのが楽でした。 到着すると、さっそく有機栽培されている棚田を見ながら、かくれた魅力を説明していただきました それにしても緑が鮮やか 体の芯からリフレッシュしていくのがわかりました

愛媛県中学校総合体育大会 1年生1500M決勝

2011-07-23 | ブログ


 子どもたちの一生懸命な姿はココロを熱くします。
 陸上競技1年生1500メートル男子決勝が、
昨日の予選を勝ち進んだ16名によって行われました。

 三崎中からは、何と玉里君、若宮君の2人とも参加。
そして妻の甥の城川中、塩崎良太君も。

 スタートで飛び出したのは、何と三崎中、若宮君。
400メートルトラック2周を先頭でひっぱりました。

 玉里君は、走りやすい外側後方から抜け出す機会をねらっているようでした。

 塩崎君は、後半若宮君を抜き、先頭集団3位につけます。

 団子状態のままラスト1周。
塩崎良太君たち3人がスパートをかけ、表彰台を手にしたような状態。

 玉里君もスパートをかけ、数名を抜きます。
若宮君も必死でついていきました。
 
 胸が熱くなり、妻と娘たちと一緒に大きな声で後押ししました。
 ゴールと同時に倒れこむ多くの子どもたち。

 結果は、塩崎良太君が3位で四国大会への出場切符を手にしました。
玉里君が、7位。
若宮君は、9位。

 本当によくがんばりました。
感動をありがとう。

愛媛県中学校総合体育大会

2011-07-22 | ブログ
いよいよ愛媛県大会です。 陸上競技の子どもたちを引率しています。 八幡浜、西宇和地区の予選を勝ち進んだ3名。 二年女子1500メートル、中島、12時50分。一年男子1500メートル、玉里、若宮、2時15分。 明日は、三年女子100メートル、山下。 熱い大会が砥部運動公園でくりひろげられそうです。

気仙沼市立大谷(おおや)中学校からの電話

2011-07-19 | ブログ


 今日は、台風接近のため学校は臨時休業。

 そんな朝、被災地気仙沼の大谷中学校からお礼の電話がありました。
先日、復校を応援するためにメッセージと4000羽の折り鶴を送ったものが届いたようです。

「生徒会でどんなふうに飾るか考えています。」
とのことでした。

 まさに「おりづるの旅プロジェクト」
愛媛県佐田岬から東北気仙沼への旅です。


台風6号への備え

2011-07-19 | ブログ
 時間とともに台風が近づいているのを感じます。
強まる強風、そして横からの雨。

 昨日、夕方から台風に備え家の回りをかたづけました。
物干し竿やプランターなどを吹き飛ばされないように。

 車庫入り口の大きな3枚戸を見たとき、驚きました。
70歳をこえた父は、すでに万全の備えをしていたのです。
 その3枚戸には穴が開けられていて、2枚をすき間があかないように
ボルトでしめていました。
ちょっとした工夫と、経験からくる用意周到さ。

 経験がないためそんな知恵はなかなか浮かんでこないのです。
 今は、鉄筋コンクリートや丈夫な作りの家ができるため、
台風といっても特別な備えは必要ないように感じるのです。
しかし、それは自然を甘くみる落とし穴につながりかねません。

 過去の歴史や先人の知恵に学ぶことは、とても大切なことだと思うのです。

 今朝、台風の風が強まるなか、気づいたことですが、
家はできるだけ強風があたらないような場所に建てられていました。
平礒という集落自体がそんなことも計算され、できあがっているようです。

 さあ今夜、佐田岬では台風を待ち受けます。

台風6号接近

2011-07-19 | ブログ
 今日は、台風6号接近のため伊方町内の学校は臨時休業。
子どもたちは家でゆっくりとしていることでしょう。
教職員は、もちろん出勤。
学校回りのものは、昨日ほとんど処理されていました。

 昨日、部活動に来ていた女子テニス部12名で、
この台風に備えて植木鉢や花などを屋内へ運び入れました。
手渡しでどんどん運びこまれます。
 ところが、途中から雨が強く降り始め、
ずぶ濡れ状態に。
それでもあと少しだったため続行。
嫌な顔一つせずがんばってくれました。

 彼女たちをたのもしく思いました。
こんな心がまえがあれば、人から信頼されるだろうし、
自分の成長にもつながっていくでしょう。

 たのみごとをされたら嫌な顔をせず、
笑顔で「はい。」
それがあたりまえにできる子どもたちに育ています。

大洲マリエールで結婚式に参列

2011-07-17 | ブログ
 昨日は、知り合いの二宮康誠君が結婚しました。
本人はもちろん、私にとっても待ちに待ったものです。
 楽しくて、前向きでとてもすてきな若者。
最近は少なくなりましたが、昔はよく一緒に飲んでいました。
 お相手の方もすてきでした。
お似合いのカップル。

 結婚式は、大洲マリエールの大聖堂で慎ましやかに行われました。
思い出に残るものでした。

 その後の披露宴がまたすごかったです。
すべての小さな部屋を一緒にした大きな会場。

 知り合いの方も多く、さながら久しぶりに会う同窓会のような。
康誠君の話でも大いに盛り上がりました。

 結婚式っていいものですね。
そう言えば、昔こんなキャッチコピーがはやりました。

「女性は、結婚というよりも、結婚式がしたいのよ。」
 

満月

2011-07-15 | ブログ
今夜は、満月。 田舎の平磯は、明かりがほとんどありません。 だから、夜の戸張が閉まると闇夜となります。 人によっては、それを不便といいますが、それこそが自然です。 今、闇夜を探すことの方がむずかしいでしょう。 闇夜は、楽しみ。 夜空を輝かせる星たち。 今夜の主役は、満月。 すごい明るさです。 手をかざすと月明かりで影ができます。 近くの家々。遠くの山々まで見渡せます。 月って、こんなに明るいんやね。 子どもたちの素直な声です。 これこそ、センス・オブ・ワンダー。

気仙沼市立大谷中学校 折り鶴プロジェクト

2011-07-14 | ブログ
 気仙沼市立大谷中学校へ送る折り鶴とメッセージが完成しました。

 三崎中学校全校で取り組んだすばらしい活動。
今日は、読売新聞社の梶原さんとテレビ愛媛の福尾さんが取材に来てくれました。

 早速、夕方6:30ころ放送されました。
読売新聞でも近々掲載されると思います。

 先日は、愛媛新聞。
 このようにマスコミの協力のもと、多くの方にこの活動を知ってもらい、
東北支援を継続的に行ってもらうことがねらいです。

「中学生の子どもにでも、できることがあるんです。」
「社会を動かすことができるんです。」
中学生たちをたのもしく思いました。

 明日、二名津郵便局から気仙沼に向けて郵送します。
いや羽ばたきます。

 そして何と三崎中学校のこの取組を知った
二名津郵便局礒崎局長が、
「私にも応援させてください。」
と、ゆうパックで送ってくださると言われました。
ありがたいです。
すごいです。

 この続きは、また明日報告します。

愛媛新聞に掲載  気仙沼市立大谷中学校との交流

2011-07-13 | ブログ
 本日、7月13日(水)の愛媛新聞に三崎中学校と
東日本大震災で大きな被害が出た気仙沼市立大谷中学校との交流の記事が掲載されました。

 四国最西端の田舎の中学校が、
東北地方の小さな中学校を応援していきます。

 感動のメッセージです。


 
 

青年海外協力隊員 市前寛子さん帰国

2011-07-12 | 喜久家の情報
 先日、かつて喜久家ボランティアとして活動してくれた
市前寛子さんからメールがありました。
 市前さんは、青年海外協力隊員として、パラグアイに派遣され、
高齢者介護の活動に取り組んでいました。
 
『こんにちは。ご無沙汰しています。
猛暑が続いていますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?

 報告が遅くなりましたが、6月21日に日本に帰国しました。
ちなみに、多分レディガガと同じ飛行機でした(笑)。

 2年ぶりの日本は、震災の影響もあり変わったいう印象がありました。
しこたま日本食を食べて、今も若干の時差ぼけと格闘しながら次の生活の準備をしています。

 2年間のお土産話を持って、平磯に行こうと思っています。
2年ちょっとぶりの平磯で皆さんにお会いできることを楽しみしています。          
                              市前寛子』

 とってもうれしいメールでした。

 さあ、平礒の盆踊りあたりに帰ってきてくれたらうれしいです。