ようやく判決が出た。被害遺族が求めていた判決だった。
裁判所と被害者の本村さんの論は全てまっとうであり、一切の口をはさむ余地はなく、
日本の司法もだてじゃないということを示してくれたような気がする。
同時に弁護人とは何なのか、ということも深く考えさせられた。被告の権利・主張を
守るためにありとあらゆる手段を使うことに異論はない。それが仕事なんやから。
ところが今回の被告弁護団の話は世の中の誰が聞いても荒唐無稽と思わざるを得な
いものばかり。作り話にすらならないあまりにバカバカしい主張を20数名の弁護士が
塊でしているのを見ていると、一体弁護士ってなんなん?と思うし、もし俺が何かの
理由で弁護士を頼まないといけない状況になったとしても、絶対にこの弁護士団に
だけは弁護してほしくないと思うもんね。
まぁいずれにしてもこの事件には何の関係もない第三者の俺が、判決を巡ってこんな
に疲れ果ててしまっている訳で、被害者遺族の方々に於かれては想像を絶する苦悩
があったのだと思う。
犠牲者の方々のご冥福と、被害者家族の方々の苦しみが少しでもなくなることを
心からお祈りいたします。