僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

汚い現実こそ大切

2012-12-07 | Weblog
選挙が近づいてきた。
私はもう入れる政党も個人も決めているが、どの政党も楽ではない戦いだろう。

選挙前に統合し、やれ野合だの公約違反だと言われている政党がいくつかある。
でも、私は何よりも「選挙に勝つ」ことを優先するという考え方は間違っていないと思う。

船が沈んでからでは何もできない。沈みそうな時は少しくらい意見が合わない人とでも協力し、お互いにどうしても残す荷物だけを決めて他は捨てなければいけない。でもその時、捨てろと言われてもどうしても捨てられない荷物だってきっとあるはずだ。その荷物―つまり政策の違い―を残したら沈んでしまうというなら話は別だが、それがなんとか沈まずに済む荷物であれば、持っていればいいではないか。とりあえず「生きる―つまり選挙で勝つ―」ことが何よりも大前提なのは当たり前だからだ。

とりあえず生きて帰ってから後のことはそれから考える。これが公約違反に繋がったりすることも事実だろが、選挙とはそういうものだ。100の公約を掲げて100全てを実行できる政党なんかあるはずがない。

夢を見ず汚く辛い現実を見る。それを乗り越える個々の力こそが選挙で問われていると思うのだ。