僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

かまへん、かまへん。

2013-02-12 | Weblog
ネットで面白い記事を見つけた。
大阪人なら知らない人はいないテレビ番組、探偵ナイトスクープの依頼内容についてである。

―以下記事―
「双子の男の子を保育園に入園させるため、その第一歩として書類を提出しなければならない。書類には自宅から園まで歩いて何分かかるか記入する必要がある。大人の足では7~8分だが、ハイハイしか出来ない子どもが何分かかるか測ってみたい」

550メートルの距離をハイハイで行くことに。道路に厚手のビニールシートを敷き、手袋に膝当てと完全防備の双子はスタート。両親は傘をさしたり体調を気遣う。向こうから手をつないでやってきた母子が、物珍しげにその様子を見守る。双子がぐずったり前に進まないと、近所に住んでいるが親しくしているわけではない母子やまったく関係ない通りすがりの乳幼児が“助っ人”としてバトンを受け、前に進む。探偵さん(麒麟の田村裕)が「大人の事情があってね」と弁明したり、「ありがとうね」と感謝する。燃え尽きたように熟睡モードに入る赤ちゃんがいる一方で、女の子が逞しく前に進む。買い物客で賑わうスーパーの店内などを通り、3時間12分で保育園のゴールした。

■東京の視聴者からは批判の声も
「ハイハイで保育園」には東京の視聴者から「熱い日中にあまりにも無謀。虐待ではないか」との意見・苦情が寄せられたという。ところが、関西では「良かったね」。番組を通じて同世代の母子ネットワークも出来た。同じ番組でも、関東と関西ではこうも反応が違うものかと思う。
―以上―

まぁ、文化の違いやし、良い悪いの問題でもないけど、どうして東京の人というのはこんなにも四角四面なのかね。きっとまずは教科書通りに物事を考えて判断するんやろね。
大阪人はそんな教育より、「なんとしても笑ったる」「なんか面白そうや」というのがまず判断の初めの一歩やから、そら東京の人の考え方が理解できんで当たり前なんかも知れんけど、なんやこうまで面白くない判断をしはるのを見ていると、ここのところの体罰問題も東京の人ばっかりが騒ぎ立ててるんと違うやろか、と思ってしまうよね。ちょっと言い過ぎやけど。

「かまへん、かまへん」

今の日本に必要なのは、小さなことに惑わされず、余裕を持って物事に当たる、この大阪の小市民感覚やないのかね。これもちょっと言い過ぎやけど。