
広島ブログ
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木造の駅舎、呉線の安浦駅。
そのすぐそばにあるのがお好み焼き喜平です。
12時を回ったかというようにお客さんはいっぱいでした。

小さな古民家を改装したかの様なつくりの店で母と娘でしょうか二人の女性が
忙しく動いています。
ここは鉄板で食べるしくみはなく皿で食べます。
カウンターの向うの鉄板は思いのほか小さいのでうまく回るのだろうかと心配するほどですが、
なんとこの店の仕上がりはとても早いのです。
注文したのは、ここを紹介してくれた知人のおすすめおむすびとお好みそばです。

広島風お好み焼きの中でも呉の焼き方は、味付けしながら焼そばを仕上げて
それを皮の上に載せるというものですが、
この店のスピードの速さはそれが生きているようです。
戦後の呉は職工さんがたくさんいて、早くたくさんの人に食べさせなければ
という工夫から呉のお好み焼きはキャベツの蒸し焼きでは追いつかないので
先に下味をつけながら焼そばを焼いてしまうようになったという話がありました。

呉の名物、細うどんもそのひとつで、早く食べても胃にもたれないようにという
心配りから生まれたものです。

しっかり味付けされたお好みそばは、おたふくソースなのでしっかりかかっていても
甘い味でむすびとはよくあいます。

鉄板でへらを使ってというのが基本でしたが、最近いろんな店のを食べていると
皿に載せたのもなかなかいけます。
喜平は出来上がったお好み焼きを真ん中から半分にカット、
皿にソースを塗っておいてその上に半分ずつ載せていきます。
真ん中が少し重なってふくらみが出る感じです。
昔はこれを半月に折っていたのですが、キャベツがいっぱい入る時代になってからは
厚みが有りすぎるので折ることはなくなりました。
小さい頃は、皿を持っていってお好み焼きを買って帰ったものです。
その時に最初に皿にソースを塗って半月形のお好み焼きを乗せ
上に新聞紙をかけて持ち帰ったものです。

繰り返し食べるほどにお好み焼きを食べ歩くことがおもしろくなってきています。

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