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朝からJは饒舌で、ぺちゃくちゃしゃべっていましたが、何がご機嫌にしたのかさっぱり分かりません。
ネックウォーマーとカイロを進めましたが、いつもは要らないと言うのに、今日は素直に身に付けて野球に行きました。
夫がご機嫌なのは結構な事です。
政治がよく分からないわたくしでさえ、米大統領選の行方は気になりますのにJは触れません。
暴行の末遺棄された、堺市の坊やの悲惨な事件にまたもや怒りにふるえる私です。
かわいい幼子を暴力で死なせるなんて、背景にどんな事情があるにせよこれだけは許す事が出来ません。
「Jさん、かなしい、辛い・・・」と私が言うと「そうだね・・・」と言います。
もっと声を出して怒って欲しいと言うと「僕も思っているよ」と言います。
見え難い事であっても社会が協力をして、悲しい子供を救って欲しい。
小市民の発言が一言許されるなら、私がこの世で言い続けたい事と、言い残したい事はそれのみです。
難しい事であっても、(会えば)辛かったねと力いっぱい抱きしめて上げたいです。
絶望の中で死んでいく子を思わないでいられません。
一人の学童が私の車を見ると手を振ってくれます。
多分車の色で分かるのだと思います。
Jが「☆さんちのボクだ」と言いますが、何とも言えない笑顔です。
私も助手席から一生懸命手を振ります。
私はその時、光を見るように嬉しい気持ちになります。
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