・・・「易(やさ)しさ」は「容易=簡単」であると云う意味である。それは「理解」に於いても「行動、行為」に於いても「イージィ(easy)」であると云うコトだが、「易」は「易経」の「易=占い」である。そして音訓のヨミは「易(かえる・かわる・やすい・あなどる・おさめる・エキ・イ)」であり、「易占」は「変化」と云うことである。「易の内容をを記録している漢字」を見れば「難解」である。
だが、基本は「+(陽)」と「-(陰)」の組み合わせで、「問いかけた問題の答え」を、その表示される「サイコロ(賽の目の数)」と「ぼう(筮竹棒の数)」を手順を踏んで繰り返し、
今現在と、未来の事象を「推理・推測・予測」で「判断」をしていくモノである。
簡単に云えば「自問自答」を道具(賽と筮竹)を使用して、その「出目」と「本数」の「数」によってスル、と云うコトである。もちろん、「依頼された他者の問いの答え」も・・・中々、その理解も行為も「易しく」はない・・・「易怒性」は「怒りっぽい性格」であるらしい・・・
「易=三義」といって「変易(かわる)・不易(かわらず)・簡易(たやすい)」の三つの意味がある・・・・・・そして「優(やさ)しさ」とは・・・漢字は「優=イ(人)+憂」であるから、
英訳の
「gentle(‐mannered)・ tender・affectionate・kind・kindly・kind‐hearted・kindlytenderly」
とは異なるのではないか・・・
「have a heart of gold」は「おもいやり」で使用されているらしいが、ボクなら「金銭欲」となってしまう・・・
「優しい」
穏やかで、警戒心を与えない様子・・・
「優(ユウ・ウ)」
すぐれる
やさしい
まさる
ゆたか
わざおぎ
「一視同仁」
「仁」=思いやり・優しさのこと
優曇華(うどんげ)=三千年に一度花が咲く
芭蕉の花
フサナリイチジク(無花果)
クサ蜉蝣(蜻蛉)の卵塊
優婆塞=在家の仏教男性信者
優婆夷=在家の仏教女性信者
優優閑閑(悠々閑々)
優渥·優位·優越
優艶·優雅·優美
優先·優待·優遇
優形·優弧·優姿
優者·優女·優男
優駿
優勝
優勢·優性·優生
優退
優長·優等
優利·優良
「優柔寡断」・・・意志薄弱・寡婦?
「優柔不断」・・・決断力の無さ
「優勝劣敗」
「優孟衣冠」・・・真似ても本物に及ばない
「優悠閑適」
「優游不断」
「優游涵泳」
「温良優順」
「優遊自適・優游自適」=「悠悠自適」
↓
「優婆塞戒経」
三乗の修行の悟りにも深浅があること
兎・馬・象
の三獣が河を渡る譬え
象の足が水底に達する(菩薩)
馬の足が水中にある(縁覚)
兎の足が水上に浮かぶ(声聞)
三獣渡水・・・
「優=イ+憂」・・・人が憂えるが「やさしい・すぐれる」?
憂=頁(頭)+心+夊(足・歩む様)
頁=一+ノ+目+冖+心+夊
壱のメのワの心の
夊(ゆっくり、ひきずって、遅れて
歩く)
頁→大貝・ページ(page)
憂←夏+心
夊=すいにょう・すいにゅう
なつあし「夏」字の脚から
戞(ほこ=鉾・カツ・ケチ)
「憂」=思い悩みふらふらと歩くさま
「愛」=「爫(爪)+冖+心+夊」
「憂」=うれえる・心配する・気が沈む
滅入る・しょ気(げ)る
「憂鬱=幽鬱=悒鬱」
心が塞(ふさ)いで落ち込む
憂鬱(ユウウツ)=鬱憂
「心配・悩み・とどこおる・つまる
「鬱=木+缶+木+冖+鬯(チョウ)+彡
木と木で
造られた缶とは
「樽」か「桶」である
鬯=※+凵+ヒ
※=米印
注釈の「約物」記号
↓↑
*=アステリスク
星印・雪印
コメン注釈
発音不可能な音素に付ける
外国からの輸入馬に付ける
(*=asterisk)と※は異なる
鬯=メ+::(液・水)+凵+ヒ
鬯=X+::(液・水)+凵+ヒ
乄+::(液・水・雨)+凵+ヒ
鬯=凶+::+ヒ(匙)
ヒ=匙(さじ)・お玉杓子
凶の雨を掬う(汲み取る)桶
汲み桶=釣瓶=つるべ=釣瓶
鬯=酒器・香酒・香草
彡=さんづくり・サン・セン
毛筆跡・刷毛跡
毛髪の飾り・長い毛の形容
鬱=茂る・群がる・盛ん
ふさがる・こもる・つまる・蒸れる」
「内憂外患」
「内憂外禍」
・・・「躁鬱」=「双極性障害」・・・「循環精神病、気分循環症、重複精神病」・・・「躁状態=気分の異常な高揚」・・・「鬱状態=幻聴や妄想、気分が落ち込む、滅入る」・・・メイル・・・目入る、メイル(male・郵便)・・・通信便、便り、手紙・・・?
「優しい」とは「人を我が身と同じように憂(愁)える」ことだろう・・・遠くにある親子相互の「気持ち(心)」である・・・そして、「夏+心」は「水の心配」、「秋+心」は「禾の火の心」で、「火の心配」だろう・・・母親の便りに込められた気持ちが今、解る・・・「飲み水には気をつけて、火の元には気をつけて」・・・
ーーーーー
第41章
41:1
二年の後・・・・・字念
パロ・・・・・・・葉賂
は
夢・・・・・・・・喩メ
を見た。
夢に、
彼は
ナイル川の・・・・名意留臥話
ほとりに
立っていた
41:2
すると、
その川から美しい、
肥え太った
七頭の・・・・・・漆の問
雌牛・・・・・・・目素得詞
が上がってきて
葦を食っていた・・足=拾
41:3
その後、
また
醜い、・・・・・・視難い
やせ細った他の
七頭の雌牛
が川から上がってきて、
川の岸にいた
雌牛のそばに立ち、
41:4
その
醜い、
やせ細った雌牛が、
あの美しい、
肥えた
七頭の
雌牛を
食いつくした。
ここで
パロは目が覚めた
41:5
彼はまた眠って、
再び夢を見た。
夢に、
一本の茎に
太った・・・・・出部
良い
七つの穂
が出てきた
41:6
その後また、
やせて、
東風に
焼けた
七つの穂が出てきて、
41:7
その
やせた穂が、
あの
太って実った
七つの穂を
のみつくした。
ここで
パロは目が覚めたが、
それは夢であった
41:8
朝になって、
パロは
心が騒ぎ、
人をつかわして、
エジプトの
すべての
魔術師と
すべての
知者とを呼び寄せ、
彼らに夢を告げたが、
これを
パロに
解き明かしうる者がなかった
41:9
そのとき
給仕役の長は
パロに告げて言った、
「私(わたし・ム・よこしま)は
きょう、
自分の
過(あやまち)・・・・文馬知
を思い出しました
41:10
かつて
パロが
しもべらに向かって憤り、
私(わたし・ム・よこしま)
と
料理役の長とを
侍衛長の家の
監禁所に
お入れになった時、
41:11
私(わたし・ム・よこしま)も
彼も
一夜のうちに
夢を見、
それぞれ
意味のある夢を見ましたが、
41:12
そこに
侍衛長のしもべで、
ひとりの
若い・・・・・・和解・和諧
和歌意
ヘブルびとが
われわれと共にいたので、
彼に話したところ、
彼は
われわれの夢を解き明かし、
その夢によって、
それぞれ
解き明かしをしました
41:13
そして
彼が
解き明かした
とおりになって、
パロは
私(わたし・ム・よこしま)を
職に返し、・・・・初句に翻訳し
諸句に翻訳し
彼を
木に・・・・・・・記紀に
掛けられました」
41:14
そこで
パロは
人を
つかわして
ヨセフを呼んだ。
人々は急いで
彼を地下の獄屋から出した。
ヨセフは、
髭(ひげ)・・・・比解
を
剃(そり)、・・・素理
着物を・・・・・・記物
着替えて・・・・・記変えて
紀換えて
パロ
の
もとに行った・・・元に似た行
41:15
パロは
ヨセフに言った、
「私(わたし・ム・よこしま)は
夢を見たが、
これを
解き明かす者がない。
聞くところによると、
あなたは
夢を聞いて、
解き明かしが
できるそうだ」
41:16
ヨセフは
パロに答えて言った、
「いいえ、
私(わたし・ム・よこしま)
ではありません。
神がパロに
平安を
お告げ
になりましょう」
41:17
パロはヨセフに言った、
「夢に
私(わたし・ム・よこしま)は
川の岸に立っていた
41:18
その川から
肥え太った、
美しい
七頭の
雌牛が
上がってきて
葦を食っていた
41:19
その後、
弱く、
非常に醜い、
やせ細った
他の
七頭の
雌牛が
また上がってきた。
私(わたし・ム・よこしま)は
エジプト全国で、
このような
醜いものを
まだ見たことがない
41:20
ところがその
やせた醜い雌牛が、
初めの
七頭の
肥えた
雌牛を
食いつくしたが、
41:21
腹に・・・・・葉等似
はいっても、・葉意通出摸
腹に
はいった事
が知れず、
やはり
初めのように
醜かった。
ここで
私(わたし・ム・よこしま)は
目が覚めた
41:22
私(わたし・ム・よこしま)は
また夢をみた。
一本の茎に
七つの実った
良い穂が出てきた
41:23
その後、
やせ衰えて、
東風に
焼けた
七つの穂が出てきたが、
41:24
その
やせた穂が、
あの
七つの良い穂をのみつくした。
私(わたし・ム・よこしま)は
魔術師に話したが、
私(わたし・ム・よこしま)に
その
わけ・・・・・・訳・理由・和気
を
示しうる者はなかった」
41:25
ヨセフはパロに言った、
「パロの夢は一つです。
神がこれからしようとすることを
パロに示されたのです
41:26
七頭の良い雌牛は
七年です。
七つの良い穂も
七年で、
夢は一つです
41:27
あとに続いて、
上がってきた
七頭の
やせた
醜い雌牛は
七年で、
東風に焼けた実の入らない
七つの穂は
七年の
飢饉(キキン)・・・基金・記務
です
41:28
私(わたし・ム・よこしま)が
パロに申し上げたように、
神がこれからしようとすることを
パロに示されたのです
41:29
エジプト全国に
七年の
大豊作があり、
41:30
その後
七年の飢饉(キキン)が起り、
その
豊作・・・・・豊国、豊臣の作?
豊=曲+豆→ヨコシマをマメ
邪を問う、当う
はみな
エジプトの国で
忘れられて、
その
飢饉(キキン)は
国・・・・・・語句
を滅ぼすでしょう
41:31
後に来る
その飢饉(キキン)が、
非常に激しいから、
その豊作は
国のうちで
記憶されなくなる
でしょう
41:32
パロが
二度
重ねて
夢を見られたのは、
この事が
神によって定められ、
神が
すみやかに
これをされるからです
41:33
それゆえ
パロは
今、
さとく、
かつ
賢い人を
尋ね出して
エジプトの
国を治めさせなさい
41:34
パロはこうして
国中に監督を置き、
その七年の豊作のうちに、
エジプトの国の
産物の
五分の一を取り、
41:35
続いて来る
良い年々の
すべての食糧を
彼らに集めさせ、
穀物を食糧として、
パロの手で
町々に
蓄(貯・たくわ)え守らせなさい
41:36
こうすれば食糧は、
エジプトの国に臨む
七年の飢饉(キキン)に備えて、
この国のためにたくわえとなり、
この国は飢饉(キキン)によって
滅びることがないでしょう」
41:37
この事は
パロと
そのすべての
家来たちの
目に
かなった
41:38
そこで
パロは家来たちに言った、
「われわれは
神の霊・・・・・・・カミの例
を
もつこのような人を、
ほかに見いだし得ようか」
41:39
また
パロは
ヨセフに言った、
「神がこれを
皆あなたに示された。
あなたのように
さとく
賢い者はない
41:40
あなたは
私(わたし・ム・よこしま)
の家を治めてください。
私(わたし・ム・よこしま)
の民はみな
あなたの
言葉に従うでしょう。
私(わたし・ム・よこしま)は
ただ
王
の
位でだけ
あなたに
まさる」
41:41
パロは更に
ヨセフに言った、
「私(わたし・ム・よこしま)は
あなたを
エジプト全国の
つかさとする」
41:42
そして
パロは
指輪
を手からはずして、
ヨセフの手にはめ、
亜麻布・・・・・・アマフ
の
衣服を着せ、
金の鎖
を首(くび)にかけ、
41:43
自分の
第二の車・・・・・題字・題辞・大字の句留馬
に彼を乗せ、
「ひざまずけ」
とその前に呼ばわらせ、
こうして
彼を
エジプト全国の司(つかさ)とした
41:44
ついで
パロは
ヨセフに言った、
「私(わたし・ム・よこしま)は
パロである。
あなたの許しがなければ
エジプト全国で、
だれも
手足を
上げることはできない」
41:45
パロは
ヨセフの名を
ザフナテ・パネア・・・・
と呼び、
オン・・・・・・
の祭司
ポテペラ・・・・
の娘
アセナテ・・・・
を
妻
として彼に与えた。
ヨセフは
エジプトの
国を巡った
41:46
ヨセフが
エジプトの王
パロの前に立った時は
三十歳であった。・・・・みそじ
ヨセフは
パロの前を出て、
エジプト全国を
あまねく
巡った
41:47
さて
七年の
豊作のうちに
地は豊かに物を産した
41:48
そこで
ヨセフは
エジプトの国に
できたその
七年間の食糧を
ことごとく集め、
その食糧を
町々に納めさせた。
すなわち
町の周囲にある畑の食糧を
その町の中に納めさせた
41:49
ヨセフは
穀物を海の砂のように、
非常に多くたくわえ、
量りきれなくなったので、
ついに
量(はか)ることをやめた
41:50
飢饉(キキン)
の年の来る前に
ヨセフに
ふたりの子が生れた。
これらは
オンの祭司
ポテペラの娘
アセナテ
が産んだのである
41:51
ヨセフは
長子の名を
マナセ
と名づけて言った、
「神が私(わたし・ム・よこしま)
に
すべての苦難と
父の家の
すべての事を
忘れさせられた」
41:52
また
次の子の名を
エフライム・・・・重附等意務
と名づけて言った、
「神が私(わたし・ム・よこしま)
を
悩み
の
地で
豊かにせられた」
41:53
エジプトの国にあった
七年の豊作が終り、
41:54
ヨセフの言ったように
七年の飢饉(キキン)が始まった。
その飢饉(キキン)は
すべての国にあったが、
エジプト全国には
食物があった
41:55
やがて
エジプト全国が
飢えた時、
民はパロに
食物を叫び求めた。
そこで
パロは
すべてのエジプトびとに言った、
「ヨセフのもとに行き、
彼の言うようにせよ」
41:56
飢饉(キキン)が
地の全面にあったので、
ヨセフは
すべての穀倉を開いて、
エジプトびとに売った。
飢饉(キキン)は
ますます
エジプトの国に
激しくなった
41:57
飢饉(キキン)が
全地に激しくなったので、
諸国の人々が
エジプトの
ヨセフのもとに
穀物を買うためにきた
ーーーーー
・・・