札幌~(高速)~小樽~(229号線)~余市~(229号線)~
古平~(998号線)~トーマル峠(当丸峠)~(998号線)~神恵内~(229号線)~
泊~(269号線)~共和~(以下5号線)仁木~小樽~札幌、で 200 km 弱。
余市~古平は海岸線が綺麗で、観光シーズンは混み合います。
トーマル峠は夏場には高山植物が見られるということで、来年の下見。
この時期の海岸風景から。
(左)ローソク岩。定番ですね。余市~古平のちょうど中間あたり。
(右)セタカムイ岩。セタカムイとは 犬の神様 と言う意味のアイヌ語だそうです。
岩の名前の由来には二説あって、アイヌの神オキクルミに置いていかれて岩になった犬という説と、漁に出たまま帰らない村の若い猟師をいつまでも待って岩になったという説があるそうです。
ここの駐車場(セタカムイ防災祈念広場)には立派な(ホントに立派な)建物があって、
トンネル防災のための展示パネル、素敵なトイレと観光マップが用意されています。
路線バスと乗用車1台が巻き込まれ、乗車していた20名が亡くなった、1998年2月10日の豊浜トンネル大崩落事故を反省するためかと思われます。
古平の ホヤ岩 方向。天気がよいので暖かく見えます。
2006年発行の昭文社マップルリングの「北海道道路地図」では、古平からトーマル峠に向かう道路は569号線と記載されていますが、
道路標識は998号線となっていたので、うっかり美国(びくに:アメリカではありません)近くまでいきすぎてしまいました。
峠に向かう山道はよい道なのですが、なかなか車を止める場所が見つかりません。
トーマル峠(標高 610 m)を下がったあたりの山の姿。
左の写真の白っぽく見える部分は、太陽がスポットライトのように当たって、葉を落としたダケカンバ林が輝いていました。
右の写真では手前に黄茶色のカラマツ林が、その奥にはやはりダケカンバ林が陽光を浴びています。
峠の前後はスノーシェルターで完全に覆われていて、どうやったら当丸山(800m)および「いこいの森」に行けるのかしら?
神恵内側に下りてきた3時頃には日は西に傾き、陽も陰ってきました。
日本海としては穏やかな波ですが、砕ける波はそれなりに。
雲間からさす日射しもいささか寒そうです。