冬のテニスはインドアです。
週に2~3回場所を変えて遊んでいます。
昨年はもっぱら石狩のサンビレッジ通いでしたが、
今シーズンは学校開放に時々と、某テニスクラブのインドア借り上げに月2回が加わりました。
雪のない地方の方に補足しますと、「学校開放」というのは、札幌市が学校開放事業として、学校教育に支障のない範囲で小中学校の体育施設(主に小学校の体育館)を市民に開放するものです。
前月に翌月の使用を申し込みます。必ずしも同じ学校を予約できるとは限らないので、市内をウロウロすることになります。
1団体(10人以上)、1時間につき600円の使用料金を払います。
使用時間は原則2時間半。室温が0℃を切ると暖房してくれます(無料)。
サーフェスは学校開放がフローリング、石狩がオムニコート、クラブインドアがカーペットと千差万別。
インドアは概して照明が暗いので我々にはつらいものがあります。
野球は工夫次第で屋外練習が出来ます。
サッカーも勿論です。目の下の高校では雪中サーカーをしていました。冬休みに入ったのでしょうか。
'07.12.23 それにしてもさすが若者、元気ですね~。
そうそう。同じ高校の新体育館もとうとう足場がとれましたよ。'07.12.17
体育館は三つあるのですが、屋根の形は全部違うんです。
一番古いのはカマボコ型、二番目は切り妻型(両流れ)、一番新しいのは写真のように片流れです。
一般家屋の屋根の形も時代によって変遷しています。
’60年代までは急傾斜の切り妻型の屋根が多かったようですが、次第に「無落雪建築」としてほとんど傾斜のない屋根のタイプに変わっていきます。屋根の中央に向かって緩い傾斜を付け、屋内の暖気をわずかに屋根に流し、少しずつ雪を融かすものです。
敷地面積を大きくとれなくなってきた事情によると思われます。
北海道には瓦屋根はほとんどありませんね。カラートタン屋根が主流です。夏に空から見ると赤や青の屋根が綺麗です。
初めて北海道に来た人は、千歳空港に着陸する頃、ちょっぴり異国情緒(?)を味わえます。
「瓦屋根や茅葺き屋根にしとしとと降る雨」という日本情緒とは無縁です。
札幌に生まれ育った後輩が「京都のどこがいいのかさっぱりわからんかった」と言ってました。
風土が全然違うのですね。