樹々の新緑は輝くよう。樹下には小さなお花が沢山咲きます。
5月中旬までの寒さが嘘のように、6月は草木が爆発しています。
ハイネの詩では"Im wunderschoenen Monat Mai" と5月のドイツをたたえています。
この季節の魅力は半年を超える長い冬があってこそ。市民・道民が待ちこがれる季節です。
今日は初めての場所、札幌の西、手稲区にある富岡西公園を訪問してみました。
家からは車で20分足らず。
予想外に良い雰囲気の森でした。
カキドオシをみつけました。シソ科のちいさな花ですが、花の模様はなんとなくツリフネソウみたいです。
こちらは多分エゾムラサキ。毛むくじゃら!
濃い紫色が魅力的なスミレの仲間。
黄色い花はミツバツチグリ。花弁がハート形なので騒ぐ人がいるかも。
ササバギンランだと思う。この仲間はどれも良く似ていて間違いやすい。
北大構内にもクゲヌマランが咲く頃かな?
ヒメイズイなんでしょう。東北・北海道弁の「イヅイ」という言葉は未だに理解すれど活用できず。
マイヅルソウは春に乱舞。
ここは自生のスズランが見える札幌市内唯一の場所なんだそうです。
昔は(昭和30年代、40年代?)島松の自衛隊演習地にスズラン狩りに出かけるのが札幌市民の楽しみであったとか。
ものの本によれば「スズラン狩りによる乱獲で激減し、絶滅の危機となった」ため1974年に中止されたのだそうです。
理由は多分これだけではないのでしょうが。
なおスズランは毒草です。特に花は危険(心臓毒)。
(「しんぞうどく」と入力し変換したら「晋三毒」が真っ先に出たのには笑ってしまった。)
アキグミと思う。真っ赤な実になるのが楽しみだ。
愛車のエアコンが故障で、コンプレッサー交換が必要だとか。あちこち行くには車は使いたいし、さりとて物入りだし。困ったな~~。