フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

メダマホコリ(Colloderma oculatum)と変形菌

2024-10-19 16:46:33 | Slime molds
朽ち木に橙色の変形体がいたので拡大してみると、メダマホコリの未熟子実体が点在していた。
子実体はとても地味で小さく、変形体がいなければ気付かなかっただろう。
(追記:後日の観察から、変形体はキララホコリと思われる。)
厚い透明なゼラチン質の子嚢壁に包まれた黒い子嚢が確認できる。
両生類の卵を思わせるユニークな形状。
キララホコリの未熟子実体(メダマホコリと同じ朽ち木に発生)
柄ががっしりしていて、きのこのよう。
クダホコリの仲間と橙色の変形体
大きな黄色いクダホコリの仲間
白い未熟なクダホコリの仲間がたくさん見られた。
橙色の変形体とケホコリの仲間の子実体
橙色~黄土色の変形体があちこちで見られた。

パンフウセンホコリ(Badhamia panicea)と変形菌

2024-10-19 16:37:40 | Slime molds
パンフウセンホコリの子実体
苔の生えた切り株の側面に発生
別の場所の複数の立ち枯れた木でも見られた。
エツキケホコリの未熟子実体?(アカマツの朽ち木に発生)
4日後に同じものを撮影
橙桃色から濃い褐色に変わり、子嚢の半分くらいまでの深い杯状体が確認できる。
同じ菌?(同じ朽ち木に発生)
ヌカホコリの未熟子実体
ヌカホコリ
ヘビヌカホコリ
トゲケホコリ?
アワホネホコリの未熟子実体
あちこちの草木を這い上って高い場所で子実体を形成していた。
マルホネホコリ?(倒木に生えた苔に発生)
キノウエホネホコリ?(岩の上の苔に発生)
不明変形菌の未熟子実体
マメホコリ
ドロホコリの仲間

ナラタケ

2024-10-12 17:16:03 | Mushrooms
大きな倒木から大量のナラタケが発生していた。
ナラタケは、食べすぎると腹痛や下痢を起こすことがあるとされる。
クリタケ
ムササビタケ
チャナメツムタケは少しだけ発生していた
ヌメリスギタケモドキ
ウラジロモミの大木から発生したサンゴハリタケモドキ
キホウキタケ
オオツガタケ
タケハリカビの生えたチシオタケ
キララタケ
ヒトヨタケの仲間(コキララタケ?)
ノボリリュウタケ
列をなすホテイシメジ
ムラサキゴムタケ?

ダイダイホネホコリ(Diderma aurantiacum)の未熟子実体と変形菌

2024-10-12 17:08:15 | Slime molds
ダイダイホネホコリの未熟子実体
柄は細く、子嚢は底が平らな半球型の特徴的な形態
より未熟な子実体。地上に生えた苔の上の広範囲に広がっていた。
変形体の一部が残っているので、子実体が形成されつつある時期と思われる。
まだ柄が太く、柄と子嚢の境界がはっきりしていない。
エツキケホコリの未熟子実体と思われる。
あちこちの倒木に大量に発生していた。
エツキケホコリ(ヌカホコリかも?)の子実体
マメホコリ(右)とエツキケホコリ?(左)
ケホコリの仲間?の未熟子実体(立ち枯れた木の1mほどの高さに発生)
ガマグチフクロホコリ
立ち枯れた木に発生したアワホネホコリの未熟子実体
先月から度々出没している不明変形菌
子嚢壁のシワシワは、アワホネホコリのシワシワタイプに似るが、白く短い柄が確認できる。
変形体?
コケススホコリLignydium muscorum?

陸生ホタルの幼虫

2024-10-12 17:06:34 | Insects/spiders
クロマドボタル幼虫?(オオマドボタル幼虫との見分けが難しいとされる)
成虫よりも強く発光するらしい。
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アカヤマタケ

2024-10-06 16:00:36 | Mushrooms
鮮やかな赤橙色のアカヤマタケ
アオイヌシメジは、秋の初めに短期間だけ発生する年が多いが、今年は1ヵ月も発生が続いている。
残暑が何度もぶりかえし、秋の初めを繰り返しているかのよう。
ムキタケ幼菌
クリタケ?
クロチチタケ
ホウキタケの仲間
サンゴハリタケ
トビイロノボリリュウタケ
ヒトヨタケの仲間
クロカワ老菌

アワホネホコリ(diderma spumarioides)と変形菌

2024-10-06 15:56:50 | Slime molds
生草?を覆いつくしたアワホネホコリの未熟子実体
生草?の根元に横になっていた枯草を引きはがしてみた。
網目状に見えるのは、出来立ての変形膜。
タマジクホコリ

ケホコリの仲間(アカマツの朽ち木から発生)
シロススホコリ
不明
落ち葉の上に広がった白い変形体

チャイロスズメバチ

2024-10-06 15:50:26 | Insects/spiders
30~40匹のチャイロスズメバチが樹液に集まっていた。
赤褐色の頭胸部と黒い腹部が特徴であり、他のスズメバチとは外見が大きく異なる。
武闘派の女王が単独で他のスズメバチの巣に乗り込み、巣の主の女王バチを殺して巣を乗っ取るという過激な行動で知られる。
近年生息域を広げているというが、八ヶ岳でも増加傾向かもしれない。
リンゴドクガ幼虫
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マイタケ

2024-09-28 17:34:48 | Mushrooms
今週はほとんど雨が降らず、きのこは森から姿を消しつつある。
ようやく適温になってきたのに、来週も雨は降らない予報であり、今年も残念なきのこシーズンになりそう。
八ヶ岳にはミズナラの大木は多いものの、マイタケはほとんどみられない。
今日は4年ぶりにマイタケに遭遇した。森の恵みに感謝。
発生場所は2ヵ所あり、合計4株のマイタケがあった。
毎年歩いている森であり、ここでマイタケを見たことはなかったのだが。
来年以降も出てくれるといいな。
アカヤマタケ
ヤマブシタケ

アオイヌシメジ 柄が2本見える。ツインタワー
オニイグチ
ガーネットオチバタケ
不明

タマジクホコリ(Diachea bulbillosa)と変形菌

2024-09-28 17:28:07 | Slime molds
子嚢が虹色に輝くタマジクホコリ
子嚢壁が剥がれ始めていて、暗褐色の胞子塊が見えている。
モミジの落ち葉にびっしりと発生していた。
不明変形菌 目や口や耳のある子いる?
ホネホコリ
ワガタホネホコリ?
アワホネホコリ?
フクロホコリの仲間?(落ち葉から発生)
同じ菌?(落枝から発生)
イオウモジホコリ?(落枝から発生) 今月繰り返し遭遇しているやつ
ササの葉からも発生
ヘビヌカホコリとケホコリの仲間
ケホコリの仲間? 白いのが未熟子実体、成熟すると茶色くなると思われる。
ムラサキホコリの仲間
ツノホコリ
先週末に見たのと同じ変形菌 黄色から黄緑色に変わりつつある子実体が混ざっている。
何かの卵っぽい