フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

フクロウ, Ural owl

2016-01-22 19:28:20 | Birds
久しぶりにフクロウウォッチングのポイントへ行ってみた。
バーダーのいない明るい時間帯だったが、すぐにフクロウを見つけることができた。

今年は、明るい時間帯のフクロウの出没が多いようだ。
ネズミが少なくて、夜間だけでは十分な獲物が得られないのかもしれない。

ネズミの個体数は、年による変動がとても大きい。
ヨーロッパでの調査によると、キタハタネズミやヨーロッパヤチネズミの個体数は、年により最大で100倍程度変動するという。
日本のブナの森では、数年おきにブナの実が豊作になると、その翌年にはしばしばネズミが大発生することが知られている。
フクロウにとっては、餌の数が年によって大変動する中で生き抜いていかなければならないのだ。

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