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フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

モエギタケ

2024-11-03 20:16:09 | Mushrooms
青緑色の美しいモエギタケ
モエギタケ科の代表種だが、発生頻度は高くない。
全く見られない年もあるが、今年は比較的豊作。
すぐに退色してしまい、同定に迷うことがある。
立ち枯れた広葉樹から発生したチャナメツムタケ(雨で鱗片が落ちている)。
チャナメツムタケは大豊作。
ナラタケも豊作
キヌメリガサ
ニガクリタケ
フタマタケカビ(Syzygites megalocarpus)
様々なきのこに発生する。
拡大してみると、プラスチックで作った分子模型みたい。
柄が繰り返し二又に分岐するのが名前の由来らしい。
今年の紅葉は色づきが悪いが、秋の森を歩くのは気持ちがよい。

キララホコリ(Diderma tigrinum)

2024-11-03 20:11:48 | Slime molds
2週間前から、森の中のあちこちにキララホコリが出没している。
成熟段階により子実体の色や形状が変化する様子をまとめてみた。
子実体の形成初期
変形体から形成中の子実体が盛り上がってくる。
太い柄が形成される。
子実体の外形が完成。
鮮やかな黄色で光沢があり、とても目立つので見つけやすい。
褐色になる。
子嚢は黒くなり、石灰質鱗片の析出が見られ始める。
石灰質鱗片が集合し、結晶のような模様を形成する。
花柄の蒔絵みたい。