させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

咲かずとも 朽ちようとも

2014-09-06 08:33:59 | 日々のこと


美しい

白薔薇を

いただいた


蕾が

いつのまにか

こんなにも

可憐に

咲いて

仲良く

おすまし

している


花を眺めていると

思う


いちばん

美しい瞬間の

コトを


でも

花は

教えてくれる


その瞬間の

ためにだけ

生きているのでは

ないコトを


ただ

生を全うする


それに

気を注ぐ


雑念も

邪念も

皆無のセカイ


理想は

何処か遠く

頭の片隅に

描くくらいで

ちょうどいい


ココロの

ど真ん中は

今を生きるため

だけに

しっかり

埋めてあげよう


自身が

まだ

蕾なのか

朽ち果てる

際なのか

これだけ

生きていても

わからない


そう

わからないくらいが

ちょうどいい


ただひとつ


キミの前だけでは

棘があるコトなんて

すっかり忘れて

蜜など

滴らせてみても

いいかしら


いとしさに

首を

擡げて

ちいさく

ふるえて

いいかしら
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