秋の夜長には
JAZZを
ちっとも
眠くならない
不思議な夜が
ふいに
やってきて
ボリュームを
絞っても
マイルス・デイビスの
トランペットの
音色は
ココロの
奥底まで
沁み込んでいく
いつも
主張する
術を
探してた
あの頃の
ワタシ
いまは
わかる
この
クインテットの
ように
引き立てるのではなく
引き合うのが
愛だって
コトバに
ならない
想いも
触れた
指先が
代弁して
くれるって
It Never Entered My Mind
ちっとも
気がつけや
しなかった
きっと
ヒトリで
生きていたなら
キミに
出逢えなかったなら
こんなに
ステキなバラードの
意味も
巡る季節を
共に生きる
よろこび
も