させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

MY MAN

2015-08-26 08:02:21 | 日々のこと



映画

「私の男」



観た




桜庭一樹さんの

原作が

好きだったから




表向きの

テーマは

~子どもとは

一緒に

観ないでね。~



云ったカンジ

だけれど



とても

好きな作品

だった



奥底には

誰もが

感じる

悲哀



孤独が

敷き詰められて

いたから



とても

感情移入して

しまった




ヒトは

生まれながらにして

色濃く

背景が

出来上がっていて

その後も

時空が

移り行けども

それは

つき纏う



拭い去ろうと

すればするほど

それを

赦さないモノが

いる



そう

自分自身





いっそ

恥ずかしいくらい

悔しいくらい

向き合っていくしかない



そうするコトが

ラクになる

シアワセになれる

術である



そんな

気がする

から



然も

それを

受け容れた時

不思議な

快楽すら

見舞われるモノ





常識やルールにも

段階が在って



・万人に共通するモノ

・当事者同士のみが共有するモノ

・当人のみが抱え込むモノ





色分けしないと

息苦しくなるから



ある程度

オトナになると

誰かに問うよりも

自身に問うコトを

好むのだろうね




心身を通わせ合うコトは

欲望の変換だと

想っていたけれど

この作品を

観終わった今

それは

ふいに

枠や

柵から

飛び出した

自身の一部分を

呼び戻す

回帰作業

なんだと

想える



「私の男」



欲望を充たしてくれる

ツール

ではなく



逃げ出そうとした

自身を

想い留まらせる

ルーツ

なのかも

しれない

コメント
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