「黄色い
背の高い
花を
見ると
貴女を
想い出すの」
そう云って
手渡して
くださった
花たち
からは
夏の残像
と
陽射し
の
匂いがした
花を
もらうと
いうコトは
エール
や
重要なメッセージ
を
托される
ようで
なんとも
嬉しく
なんとも
身の
引き締まる
想いだ
特に
なんでもない日の
贈りものは
ドキリと
しつつも
何処か
忘れがちな
チェックポイントに
グイッと
引き戻して
もらう
気がする
貴女らしく
咲いてる?
貴女らしく
愛せてる?
そんな
優しい
チェックポイント
走り続けるためには
補うコトや
ふと
立ち止まるコトも
必要だと
あぁ
こんなにも
ノロマで
不器用な
走りながらも
それでいいよ
と
伴走したり
沿道から
声援を
送ってくれてる
優しさに
見守られていたんだね
いつも
いくつになっても