
梅雨入り
の
宣言
に
何故か
ニヤリ
とした
田畑には
恵みの雨
だ
食いしんぼう
の
ワタシは
秋の新米が
愉しみで
仕方ないから
それだけではない
すこしだけ
すこしだけ
あきらめる。コト
を
赦される
季節
そんな気がする
雨を理由
に
ジーッと
考えあぐねたり
次の季節
を
謳歌するために
整えたり
落ち着けたり
想いつき。
の
行動をするにも
やはり
下準備
や
余力
が
ナイ
と
愉しめないからね
雨は
神さまの涙かしらね
なんて
自身を
重ねて
憐れんだ日々も
あったけれど
雨
は
きっと
お気に入りの傘
を
想う存分
愉しめる
ため
の
雨は
きっと
お気に入りの曲
に
しばし
酔い痴れるため
の
雨のウェンズディ 〜 大滝詠一 〜
壊れかけたワーゲンの
ボンネットに腰かけて
何か少し喋りなよ
静かすぎるから
海が見たいわって
言い出したのは君の方さ
降る雨は菫色
Tシャツも濡れたまま
wow wow Wednesday
哀しみにも慣れたね
いつも隣りにいるから
君はクスッと笑い顔
とても綺麗だよ
さよならの風が
君の心に吹き荒れても
ただぼくは知らん顔
続けるさ
だって今日は
wow wow Wednesday
昔話するなんて
気の弱い証拠なのさ
傷つけあう言葉なら
波より多い
海が見たいわって
言い出したのは君の方さ
降る雨は菫色
時を止めて抱きあったまま
wow wow Wednesday