山
に
憑かれた
かのように
日々
あの頂き
この頂き
に
と
想いを
馳せています
〜「山の彼方の空遠く 幸い住むと人のいう。
ああ、われひとと尋めゆきて、
涙さしぐみかえりきぬ。
山のあなたになお遠く幸い住むとひとの言う」 〜
(カール・ブッセ作 上田 敏訳)
〜山の彼方には虹があり
希望がある。
はるか遠くを眺めるも
幸せは近くのあしもとにあり。〜
それに
気付かせてくれる
いまのワタシには
かけがえのない
ひととき
なのです
昨日は
仕事帰りに
心友と
将冠岳へ
其処は
まさに
天空の楽園
でした
日中
じゅうぶんに
温められた
大きな岩の上で
ふたり
ゴロリ
と
寝転んで
とりとめのない話
に
ちょっとだけ真剣な話
に
花が咲きます
カノジョ
が
きっぱりと
云い放った
〜ナイモノを数えても仕方ナイ〜
そんな
コトバに
ハッと
させられました
判っているはずなのに
解ろうとしない
ヒトの貪欲さ
と
自信の無さ
を
ついた
名言だなぁ
と
想いました
いま
ワタシたちが
山歩き
を
好む理由
も
そういった
所以なのかも
しれませんね
歩いた分だけ
発見出来たり
成長した
気になるけれど
ムリしたら
その分
なんらか
影響を
及ぼす
いまの身の丈。
が
図れる
貴重な
ものさし
みたいな
ひととき
山
に
映す
のが
希望
なら
ココロ
に
映る
のが
幸福
なのでしょう
少しだけ
哲学的な
春の
夕暮れ
登山
でした