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市民厚生委員会の視察を終えて、昨日夜に大阪から帰ってきました。
大阪市では、「子ども相談センター」で児童福祉の児童相談と教育相談を一カ所で相談対応をしているところでした。
虐待や不登校など様々な子どもが抱える相談業務を、これまでの児童福祉と教育部門が別個に対応しているところがほとんどです。
大阪市では、一体的な取り組みがなされており、見習うところがありました。
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児童相談所の内部
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高槻市では、「住宅用太陽光発電システム設置費補助事業」を視察しました。
ここでは、地球温暖化防止に太陽光発電や太陽熱、バイオマス、ペレットなどを早くから取り組んでいました。
私が関心をもったのは、行政がパイオニア的に公共施設に「太陽光発電」を設置するよりも、補助金として市民に協力を得た方がより「行政効果」があがるという考え方です。
もう一つは、新しい企画部門をそれぞれの部に置いているところです。
高槻市でも、新エネルギー導入に当たっては環境部企画課が担当していました。
唐津市では、唐津日赤病院の移転候補地先選びに、企画経営部が中心になって保健福祉部、建設部など横断的に取り組んでいます。
大手口再開発ビルでも「市民交流プラザ(仮称)」の運営費積算誤りでの対応が企画経営部と商工観光部がうまくいっていたのか。
もたれ合いがあっていたのではないか。その結果「行政のプロ」らしくない結果を招いたようにも感じます。
大阪城では、観光地での「バリアフリー」を視察しました。
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唐津に着いた後、機械利用組合のオペレーターのみなさんが、朝から稲刈りの後のコンバイン整備をしてもらっていましたのでねぎらいに顔を出しました。
唐の川は、若い後継者ががんばってくれているので助かります。