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今日、3月11日は3年前、東日本で大きな地震によって大津波や福島原発事故など深刻な大災害が起きた日です。
この日に向けて、テレビや新聞で、今も進まない復興へのいら立ちが報道されています。
これを見て、唐津に住む私たちの多くが、「かわいそうだな~。唐津は災害がないのでいいね」という人がいます。
福島と唐津は違うのでしょうか。
福島の人たちは原発事故を想定して生活していたのでしょうか。
福島の人も、事故が起きるこということはチェルノブイリやスリーマイルの事故で知っていました。
しかし、福島の人たちは原発の事故が起きるとは想定して生活していたのでしょうか。
「福島原発は事故は起きない」と思って暮らしていたと思います。
「玄海原発が事故を起こすと想定して生活しているだろうか」と自問したい。
私たちは、「福島と玄海は違う」と思ってやしないのか。
「玄海は、福島と違って地震が少ない、津波は大丈夫」と思い込んでやしないか。
ひとつの例として、交通事故は運転が下手の人だけに起きるのか
運転が上手な人は事故を起こさないと言い切れるのか
運転が上手な人でも眠気や気の緩みで事故を起こすことがある
つまり、運転が下手な人だけが事故を起こすとは限らない
ひとたび原発事故が起きれば、生活も知人も故郷もみんなダメになることを改めて思う日にしたい。
今日の11時から「原発再稼働反対」の集会が九州電力唐津営業所前で開かれます。
私たちは、議会中なので参加できません。しかし、心は連帯しています。
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