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「上場開発農家負担金」の償還期限が平成37年であったものが、平成30年と7年前倒しで終了することになりました。
これは、私の一般質問に農林水産商工部長が答弁したものです。
上場開発事業が始まって40年余りが過ぎました。
農村では、自民党政治が農業を粗末にしてきた結果、後継者不在、高齢化が深刻になっています。
負担金を、払いたくても農産物の価格低迷で払えない滞納者が増えています。
私は、「仏作って魂を入れない事業は国の責任」と国に支援を求めるよう何度も質問してきました。
政府は、工業製品の輸出の見返りに農産物輸入を受け入れてきた責任があります。
部長は、平成24年度までに総額約15億円の軽減策がされたことを示し、返済終期を早めるためにさらに支援がされることを説明しました。
43億円の負担金に対して滞納額は1,4億円です。実に3割が払いたくても払えない状況です。
21日の唐川区の総会でこのことを報告すれば、みなさんから喜ばれることと思います。
このように、政治が前に進んでいることを実感できるのは議員活動をしてよかったと感じる時でもあります。