ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使は、日本の国会議員に向けた演説でゼレンスキー大統領が、日本に軍事支援を求めなかったことについて「われわれは(戦力不保持などを定めた)憲法9条や政治環境を認識している」と述べ、日本の立場への配慮があったとの見解を、1日の日本記者クラブでの会見で明らかにしました。
ゼレンスキー氏は米欧諸国の議会に向けた演説では、武器供与を強い口調で要求しましたが、日本へは「対ロシア制裁の継続」などの要請にとどめたものです。
このように、日本国憲法9条は世界の常識として認識されているものです。
それを一部指導者は、「9条を変える」「核兵器を共同使用できるようにする」「敵基地攻撃能力を保持する」などの発言は、世界の常識から外れ、国民の認識からは非常識な発言です。
連日の、ロシアによるウクライナでの残虐な行為の報道に、多くの国民が胸を痛めています。
もっと、憲法9条を大切にする世論の高まりが大事ですね。
写真は、嬉野市と伊万里市の芝桜です。