陸上自衛隊が2014年11月18日に、米海兵隊岩国基地で、米軍基地反対の抗議活動をする市民の排除を想定した訓練を、米海兵隊と実施していたことを20日にしんぶん赤旗が報じています。
陸自は20年11月にも米海軍横瀬貯油所(西海市)で同様の訓練を米海軍と共同で実施しており、「反基地デモ」を排除する訓練を継続的に行っているとみられます。
安保法制では「グレーゾーン事態」を「敵国が行う武力攻撃に至らない事態」としており、そこに「反戦デモ」を位置づけています。
国民が平和を願い、平穏に「反戦デモ」を行うことを「敵の作戦」と位置づけ、監視し排除するのは表現の自由を定めた憲法に反することです。
これでは、戦前の日本がやってきたことやプーチン政権がやっていることと同じになります。
この事を、一般のマスコミが報じないところにも翼賛報道の危険を感じます。