こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

国民が政治を動かす

2007年11月24日 10時23分09秒 | Weblog
 新聞をみていてつくづく国民の世論の大きさを感じました。

 テロ特措法によってインド洋に派兵されていた海上自衛艦「ときわ」が帰国したことを報じています。

 戦後初めて国民の反対をうけて憲法違反の派兵活動が終了したのです。
イラク作戦の任務にあたっていた米空母に給油量を防衛省は故意に隠し隠ぺいしたこともありました。

 となりの記事では、川辺川ダム事業が休止することを伝えています。
熊本県での国営川辺川土地改良事業(利水事業)について若林農水大臣は「地元関係自治体の協力が得られないので来年度の予算措置は困難」という見方を示し、事業休止することになりました。

 水利事業には、地元農民の申請が必要ですが、その申請時に亡くなった方を申請人にするなど、農水省のでたらめな手続きも明らかになりました。

 ダムによる利水事業に反対する住民が裁判を起こし、農水省の敗訴が確定しています。

 今後、ダム建設については国交省のダムによる治水事業かダムによらない治水対策かでせめぎ合いがつづきます。

 さらに、国民の世論が政府を動かしたのは「児童扶養手当削減」を来年4月からの実施について自民・公明の両党が「4月実施の凍結」をきめたことを伝えています。
 
 与党を追い込んだのは全国の母親たちの「くらしの命綱を切らないで」という悲痛な訴えの声と結んだ日本共産党をはじめとする国会論戦です。

 国民の世論と固く結びあう議会論戦は「政権与党の政治をも動かす力」になることを伝えたものです

 写真は私の事務所前にシクラメンとひまわりの花です。冬の花と夏の花との絶妙(?)のバランス!
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