サッカーのWカップで日本が惜しくも負けたコスタリカはどんな国か改めて調べてみました。
太平洋とカリブ海に挟まれた小さな国土には、アメリカ大陸を縦断するアンデス山脈が連な、自然環境に恵まれた国です。
人口は約500万人。面積は、九州と四国を合わせたぐらい。
高い教育水準と社会福祉制度が充実しています。
日本と同じ平和憲法を持つ国です。
軍事費を教育費や福祉に充て、安定した民主国家として有名です。
国防のための交戦権は否定しているわけではありませんが、軍隊は持たず中立を保って侵略されない平和外交努力に務めています。
日本では、平和憲法を持ちながら「5年位内の防衛力2倍化」に向けて国民全体への負担増を求めています。
これまでの「抑制的な防衛」から「反撃能力」(敵基地攻撃能力)に踏み込んだ道を進もうとしています。
平和を考える上で、コスタリカは、軍隊を放棄し、教育と福祉を充実させた「幸せの国」
となっています。
日本も立ち止まって、国の方向を考える時に来ているのではないでしょうか。
その他にも、国内の電力の98%以上が水力・風力・地熱といった再生可能エネルギーによって供給されているという先進的な取組みをしている国だそうです。
サッカーを通じて、相手国を理解し、自らも振り返る機会になりました。
コスタリカ憲法でも有事の際には軍隊を編成る事ができると書いています。非常時には議会の3/2の議決をもって大統領が国民を徴兵する事ができるとなっています。
ちなみにコスタリカは中立国ではありません、米州機構という軍事同盟にも加盟しています。
貴重なご意見ありがとうございます。
軍事費を教育と福祉の充実に回せば、もっと日本も発展すると思います。
おっしゃるように、立ち止まって、国の方向を考える時に来ているのではないでしょうか。