武雄樋渡市長は、武雄市民病院が「赤字」を理由に「民間委譲」をうちだしました。
公営だからできる「よりよい医療を提供」を「採算を重視する」では公立病院とは矛盾する場合があります。「赤字でいい」とは言いませんが、どんなに無駄を省き改革を進めても国が診療報酬を引き下げれば病院経営は「赤字」です。
まずは、国が医療や福祉を大事にする姿勢を確立するよう求めることが大事です。
樋渡市長には「自治体病院は地域の宝」としての認識がありません。あるのは「黒字か赤字か」ということです。
民間委譲への手法も強引です。
反対意見は無視して、地域の医療に携わっている医師会などの意見は聞かないまま、公募する前から「和白病院」(福岡市)のが引受先の噂が流れ、その流れで進んでいます。
唐津市も武雄市民病院の問題を「他山の石」と受け止め、市民病院「きたはた」のあり方についてシッカリ共通認識を構築することが必要です。
「きたはた」の経営も厳しいものがあります。(一般会計から8417万円繰り入れ=地方交付税で補填)
地域医療における自治体病院の貢献について、「自治体病院のありかた」が問われる問題です。
公営だからできる「よりよい医療を提供」を「採算を重視する」では公立病院とは矛盾する場合があります。「赤字でいい」とは言いませんが、どんなに無駄を省き改革を進めても国が診療報酬を引き下げれば病院経営は「赤字」です。
まずは、国が医療や福祉を大事にする姿勢を確立するよう求めることが大事です。
樋渡市長には「自治体病院は地域の宝」としての認識がありません。あるのは「黒字か赤字か」ということです。
民間委譲への手法も強引です。
反対意見は無視して、地域の医療に携わっている医師会などの意見は聞かないまま、公募する前から「和白病院」(福岡市)のが引受先の噂が流れ、その流れで進んでいます。
唐津市も武雄市民病院の問題を「他山の石」と受け止め、市民病院「きたはた」のあり方についてシッカリ共通認識を構築することが必要です。
「きたはた」の経営も厳しいものがあります。(一般会計から8417万円繰り入れ=地方交付税で補填)
地域医療における自治体病院の貢献について、「自治体病院のありかた」が問われる問題です。
樋渡市長の「赤字になっているものは消えてもらう。」的な発想は、構造改革として、福祉を切り打てた小泉・阿部路線と同じで危険だと言わざるを得ません。
地域の声や、そこで働く人たちの声を無視し、強引に事を進める樋渡市長のやり方には断固反対です。
医療や社会保障制度を切り刻んでいては地方自治体とは言えません。
唐津市も「老人ホーム松風園」を9月から民間に委譲する条例を6月議会に出しています。
理由は「市が運営する先駆的役割は終えた」というものです。
樋渡武雄市長の考え方と坂井津市長の考えは同じものがあります。
それに追従している議会は23日賛成するでしょう。