遠くにバーズとダイエーの看板が望まれる、JRの港南台駅前通りである。
小生が東京から引越して来た当時は、この辺りは山の中で、一歩中に入ると森閑とし、耳にするものは鳥の鳴き声のみで、休みの日には子供を連れ、よく散策に訪れた場所でもある。
現在のこの発展振りを見ると隔世の感がする。
通りの傍らには、横浜彫刻展での受賞作品が、20~30mの間隔で10数基設置され、通る人の心を和ませてくれる。
そんな中の一つ、乙女が両ひざを抱え、首を傾け涙を流しているブロンズ像、「涙」の作品を前面に、30数年来通い慣れた駅前通りを写画にしたものである。
もう少し、画の要素を採りいれたかったが、肝心の彫刻が何であるか判らなくなるため、この程度に止めておいたが、それでも判りずらいため、下右に拡大原版も展示した。